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エッチした後に「実は彼女がいる」と告白してくる…即座に切るべきダメ男とは

ココロニプロロ / 2020年8月20日 18時55分

1912年のデータではパイロット14人のうち8人までもが事故で命を落とすと言われていたのです。

「サン=テグジュペリ」は飛行機のパイロットとしても活躍をした人物として知られておりますが、日本でもおなじみの『星の王子さま』は彼が飛行機事故でサハラ砂漠に不時着したことをモチーフにして書かれたものでございます。また、彼がデビュー間もない頃に書き上げた『夜間飛行』は当時の飛行機がどれほど危険であり、パイロットがどれほど命を賭けていたかということを感じられる作品でしょう。

ちなみに余談ですが『夜間飛行』は私がオススメする小説の1つなのでよろしければ是非お読みくださいませ。漫画にもなっているのでそちらでも良いかと思います。

それでは、わずか100年という短い期間で飛行機はなぜここまで安全な乗り物へと進化を遂げることができたのでしょうか?

もちろん技術革新も重要な要素で御座います。しかしそれ以上に責任と原因の分離こそが飛行機をここまで安全な乗り物にしたのだと私は考えます。

責任と原因の分離。

不幸にも飛行機が開発されて以来、多くの飛行機事故により何万という人命が失われたのは間違いありません。

しかし、重要なのは事故が起きた後。

なんと飛行機事故では事故の調査結果を民事訴訟において証拠として利用することを法律で禁止しているのです。

※1 移動距離ベース。移動距離10億kmあたりの死亡人数で比較している。そのため他の交通機関に比べて桁違いに移動距離が長い飛行機にとって非常に有利な統計であるのは間違いない。そのため利用回数あたりの死亡率では電車やバスに劣るが、それでもかなり安全なのは間違いない。なお最も危険な乗り物はダントツでバイク。


■責任と原因は違う
飛行機事故が起きた場合、航空業界ではすぐさま調査機関が設置されます。

この調査機関は航空会社とは独立した存在であり、企業が彼らに口出しをすることはできません。

しかし、調査結果が裁判の証拠として利用されるとしたら、一体誰がバカ正直に己の過失を認めるでしょうか?

莫大な損害賠償だけでは御座いません。自分のミスを認めれば責められる状況において、自分のミスを認められる人などいないのです。

そのため航空業界においてはこの調査で得られた結果を民事裁判で利用することを禁止しました。つまりどれだけ自分のミスを認めようとも、それによって人から非難される可能性を無くしたのです。

航空業界はこのように責任と原因を分離させる仕組みを数多く用意しました。

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