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好きにさせる会話術2つ!困ったときに使えるミラクル・クエスチョンとは?

ココロニプロロ / 2020年8月22日 11時55分

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好きにさせる会話術2つ!困ったときに使えるミラクル・クエスチョンとは?

気になる人や思いを寄せる相手に対して、何を話していいかわからない…と困った経験があるのでは?

あるいは、沈黙が怖くて積極的に話せないという人もいるでしょう。今回は、心理学に根ざした会話術をお伝えします。

■好意が生まれる3要素
そもそも好意は、どのようにしたら生まれるのでしょうか。行動心理学では、次の3つの要素が必要とされています。

◎距離の近さ


例えば、毎日同じ電車で見かける人や、席が近い相手に対して、人は親しみを抱きやすいですよね。これを「単純接触効果」といって、よくよく顔を合わせる機会があると人は好意を抱きやすくなります。

◎類似性


知り合った相手が、同じ趣味を持っていたり考え方が似通っていたりすると、それだけで仲間意識のようなものを感じませんか?自分と似た要素(類似性)があると、人は好意を抱きやすくなるのです。

◎外見の良さ


整った顔や均整のとれたスタイルは、それだけで商品価値があります。つまり人は、外見の良さに無条件で惹きつけられてしまうものなんです。

外見を劇的に変えたり、会う頻度を増やしたりすることは、難しいかもしれません。でも会話の質を向上させ、その中で「類似性」を見つけるのは、そこまでハードルが高くないのです。

■ミラクル・クエスチョンの活用
会話の質を高めるために活用したいのが「ミラクル・クエスチョン」になります。

例えば、ひどい職場環境に悩んでいて、会社を辞めるか辞めないか悩んでいるとしましょう。「朝起きたら、奇跡が起きてあなたの悩みがすべて解決しました。あなたは、どんな点からそれに気づくと思いますか?」と質問されたら…。

「嫌いな上司がいなくなっている」「周囲の人が自分に好意的になっている」といった「求める変化」を答えるでしょう。

ここからさらに「では、どういう手順でその姿に至ったのか」を細かく考えます。このように解決(成功)した姿を思い描いて、そこにいたるための工程を想像させるのが「ミラクル・クエスチョン」です。

これは、問題解決に向けたアプローチだけでなく、特定の相手と親しくなる際にも活用できます。相手の「夢」や「求める姿」を聞いて「では奇跡が起きて願いが叶ったとしたら、どうなっていると思う?」と問いかけるのです。

相手の回答から、その人の考え方や気質が見えてきます。大事なのは、相手の話を否定しないでしっかりと聞いてあげることです。ときどき、共感できる部分があれば、具体的にそれを伝えましょう。

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