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手のひらサイズのアート…タロットの秘密に迫る!【鈴木砂羽&鏡リュウジ タロット美術館】

ココロニプロロ / 2020年11月8日 18時55分



鏡先生:こちらの『はじめてのタロット』は、あの荒井良二さんが作画してくださっています。荒井さんは、世界的な絵本作家で、2005年には児童文学界のノーベル賞とも言われるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞されているんですよ。

砂羽さん:へぇ。これなら、子どもたちも喜んで見たくなりそうだし、タロットに怖いイメージを抱いている大人も手に取りやすいですね。

鏡先生:実は、荒井さんとはご縁があって。昔、雑誌の『Olive』に別のペンネームで占いを書いていたんですが、そのときに挿絵を担当してくださったのが荒井さんなんです。

砂羽さん:私、オリーブ少女(※)でした! 当時の記憶はちょっと薄いですが…、このタロットの絵柄はオリーブ少女にも親しまれていたタッチなんですね。

『タロット占いの秘密』と『はじめてのタロット』カードの画風はまるで違います。

『タロット占いの秘密』のカードは、白と黒のモノトーン。古代エジプトの壁画を彷彿とさせるようなタッチで、眺めていると、なんだか神妙な心持ちに…。
一方『はじめてのタロット』のカードは、カラフルな水彩画。描かれている人物の表情も豊かです。見ているうちに、ほっと心が温まったり、なんだかウキウキしてきたりします。

タロットカードは時代と共に日本の国内だけでもこんなに大きく変化しているんですね。
ここからは、日本を飛び出し、ワールドワイドにタロットを解説していきますので、お楽しみに!


※オリーブ少女:雑誌『オリーブ』を愛読者で、「ガーリー」と呼ばれる、新しいタイプの都会的なファッションやライフスタイルにこだわる女性のこと。

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<タロットカード提供>
株式会社ヴィジョナリー・カンパニー

今回、鈴木砂羽さんと鏡リュウジ先生のおふたりにお話を伺ったのは、タロットやオラクルカードの出版・輸入販売を行う会社、ヴィジョナリー・カンパニーの事務所の一室です。様々なカードが壁一面に並ぶステキな空間からおふたりのトークを届けします。

この記事を読んで自分だけのタロットを探したくなった方は、こちらから↓
https://card.visionary-c.com
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※次回もお楽しみに(日曜更新)

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プロフィール
鈴木砂羽
女優。1994年映画『愛の新世界』で主演デビュー。同年、ブルーリボン新人賞やキネマ旬報新人賞など受賞。以後も、ドラマ、映画、舞台以外にもバラエティー、マンガの執筆など意外と幅広いジャンルで活躍中。さらに、プライベートでタロットリーディングをするなど占い好きな一面も。
■Twitter:@bom_schedule
■YouTube:砂羽ラボ。

鏡リュウジ
雑誌、テレビ、ラジオなど幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。占星術、占いに対しての心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新した。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授など多方面で活動中。
■Twitter:@Kagami_Ryuji
■公式サイト


はづき パワースポット大国のニュージーランドを活動の拠点として占い師・占い関連のライターとして活躍中。 「言葉が優しく情緒的で力強い」と定評があり、チャット占いChapli(チャプリ)では恋愛にまつわる相談を中心に全国の相談者から支持されている。

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