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水瓶座は新しい価値観のシンボル! 新時代を表すタロットを読み解くと…

ココロニプロロ / 2020年12月6日 18時55分

水瓶座は新しい価値観のシンボル! 新時代を表すタロットを読み解くと…


ここは、みなさんの頭の中にあるタロット美術館。
重厚な扉を開け、長い回廊を進むと…、数々のタロットが時空を超えて目の前に現れます。

占星術・タロットの日本における第一人者である鏡リュウジ先生と元美大生でご自身でもタロットカードリーディングをされる女優の鈴木砂羽さん。おふたりが、さまざまなタロットカードを挟んで、10回にわたりその絵柄の中に眠る物語を紐解いていきます!

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◎出演者紹介
■鈴木砂羽
女優として数多くの作品に出演。その傍ら「さわにゃんこ」名義でタロットリーディングを楽しむ日々。

■鏡リュウジ
幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。タロットカードの監修や関連書籍の翻訳・執筆も数多く手掛ける。
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【第4回】カウンターカルチャーとしてのタロット

前回は、19世紀の話。タロットと占いが結び付くきっかけとなった魔術結社やオカルト主義についてお話ししました。
今回は、1970年代まで時代が進みます!さて、この時代、タロットはどんな変化を遂げるのでしょう?
今回、鏡先生と砂羽さんの手元にあるのは、1970年に発刊された「アクエリアンタロット」。



■ビートルズも?アーティストに好かれたタロット

鏡先生:ところで砂羽さんは、タロットではなくオラクルカードには興味を持たなかったんですか? 女優さんとかモデルさんって、タロットよりオラクルカードを好む人も多いですよね?

砂羽さん:オラクルカードは直感的にカードを引いて読みやすいですからね。でも、やっぱり私はタロットが好きです。スプレッドで読み解くことに惹かれるんですよね。

鏡先生:それは、すばらしい。

砂羽さん:それから、今回、先生のお話を聞いていて、やはり深い歴史を感じるから好きなんだなって気づかされました。タロットが物語っている歴史を、現代に合わせて読むにはどうしたらいいのかな…って考えたりしちゃいました。



鏡先生:最初、女優である砂羽さんが、タロットに興味を持つのをちょっと不思議だなって思ったりもしたんです。でも、少し前の時代にさかのぼれば、1970年代あたりは、アーティストたちがタロットを広めるけん引役になっていたってことを思い出しました。

砂羽さん:そうなんですね。

鏡先生:たとえば、ビートルズはタロットが大好きでしたし、それから、レッド・ツェッペリンの『天国への階段』のアルバムを開けたら、タロットの“隠者”の絵が描かれていたり…とか。ロックな人たちこそ、実はタロットに親しんでいたんですね。

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