「恋人たち」のタロットから読み解く、恋を叶えるために大切なこと

神さまは人間とは恋人になれないのです。どんなに相手を尊敬していても、お互いにどこか通じるものがあって、助け合い、励まし合える関係だから発展するのです。
しかも、片想い中はどうしても「相手は素晴らしい」と感じるにとどまらず、「わたしはダメ」と卑下する気持ちまで湧き起こりやすい。あなたはどうでしょう？ 自分のことを責めてばかりいませんか。恋人たちのカードを見てください。どちらも裸で姿形に違いはあれど、大きさにも位置関係にもこれといった違いはなく大天使の下で「対等」です。

もしあなたがうっかり “あがめたてまつる恋” に落ち入ってしまったのなら、あの人のいいところだけじゃなく「なんでもないところ」にも目を向けてみましょう。神さまのように見えていた相手を、同じ人間の土俵に立たせるのです。…もしそれであの人への恋心が冷めてしまうのなら、厳しいですがふたりは恋愛の関係ではなく、あなたが一方的に憧れるだけの間柄なのかもしれません。でも、そうではないですよね？ まだよく知らない相手だとしても、もう少し知りたい、わかり合いたいという気持ちがあるはず。だとしたら、相手を同じ人間として見るだけでなく、あなた自身への評価もフラットにすることです。相手のいいところを見つけるように、自分のすてきなところもちゃんと見てあげましょう。対等な関係とは、「相手に自分を対等に見てもらう」ことで結ばれるのではなく、あなたが「自分を相手と対等に見つめる」ことから始まるのです。

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いかがでしたでしょうか？
相手との距離を縮めることを焦らず、お互いを対等な存在として見つめる。
そこから「恋人たち」のようなパートナーシップは育まれるでしょう。

このようにタロットカードは、枚数ぜんぶを使って占うだけではなく、一枚を取り出してそこから「成就へのアイデア」をもらうこともできます。
この度発売されたわたしの新刊『神秘のタロット塗り絵BOOK』でも、カード一枚一枚に描かれたメッセージを丁寧に解説しています。タロットカードを覚えようとしてもなかなかうまくいかなかった方にも、本書で色を塗ったり、カードのイメージをふくらませたりすることで、きっと親しみを持ってもらえるはず。
ぜひ、タロットカードをあなたの趣味のひとつに加えてくださいね。

そして、あなたの恋が成就しますように…♡