「“美人”を使いこなせない」 雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第14回
ココロニプロロ / 2014年12月19日 11時15分
まとめると、美人で愛想がいいということでちやほやされ、調子にのり、まわりがうんざりしていることに気付かず、しばらくして誰からも相手にされなくなる。私はこれを延々繰り返しています。「凛としろ」と言われてもどうしたらいいか分からないし、「手に職を」と言われて資格を集めてみたりしましたが、メンタルが弱いとどんな仕事も立ちゆきません。今は細々と派遣の仕事をしています。彼氏がいたこともありましたが、やはり同じパターンで嫌われ、今は恋愛に積極的になりたくないです。声は掛けられますが。自慢のように聞こえたらどうしよう、と思いながら書いています。自分がジコチュウでわがままなのも、自覚しています。でも真剣に困っているし、実際全然幸せじゃないし、むしろまったく望んでいないのに嫌われ者だし、批判されずに愚痴を言いたかった。読んで下さってありがとうございました。
(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)
昨日今日、急にしんどい状況が来た、というわけではなくて、長いこと苦しまれているようですね。心の不調で体調を崩す方もいらっしゃいますから、しょうが湯でも飲んでまずは温まってください。やけどしないように気をつけてくださいね。
マロンクリームさんの書かれていることで、気になった箇所は「教授に報告したら(先生のリクエストで毎年バレンタインチョコを送っていましたから、住所は分かりました)、『それは仕方ないですね』とあっさりとしたもの。」というところです。なぜ教授は、おそらくそれまではマロンクリームさんに好意的だったのに、あっさりした態度を取られたのでしょうか。
私は、「バレンタインにチョコを贈ってほしい」というリクエストに、何の下心もなかったとは言えないと思います。マロンクリームさんと具体的につきあいたいという気持ちではなくても、マロンクリームさんのような素敵な女性にチョコを贈られる関係であることや、チョコを贈ってくれる程度の好意はある、ということが嬉しかったのだと思います。それが上司との不倫騒動で退職に追い込まれたとなると、同情よりも先に「他の男とそういう疑いを持たれるくらい親しくしてたのか」という怒りが先に来たのではないでしょうか。
私はこの教授の怒りが正しくて、マロンクリームさんが間違っている、とは思いませんが、どちらが正しいという問題でもないな、と思います。この、「どちらが正しいともいえない」ときに、何をどう選択するか、ということが大事なのです。
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