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彼氏ナシから半年間で結婚!~「婚活プロジェクト」【ムンロ王子のシンデレラへの道7】

ココロニプロロ / 2017年7月4日 10時15分

今月ご紹介するカードは【TEMPERANCE:節制】、大アルカナの「14番」です。

【TEMPERANCE:節制】

これは自分の持っている力や個性を、無理せず自然に上手に使えば成功にたどり着くということを示唆してくれます。
正しい位置で出ると、今の流れがとても良いので無理しないで流れに身を任せなさいという意味。逆位置で出たなら、水の流れが止まり、よどみ、濁っているという意味。

単に状況を描写しているだけなのか、それとも動き出せと警告しているのかは、周囲のカードとの兼ね合いで判断することになります。

■和と洋の徳目はそっくり!?

「節制」とは、度を越さないよう控えめにする、欲望を理性の力で秩序あるものにすることで、古代ギリシャ以来、西洋における重要な徳目の1つとされてきたものです。

西洋では古くから「枢要徳」もしくは「四元徳」と言って、「知恵」「勇気」「節制」「正義」を4つの徳目とし、プラトンはこれに「敬虔」を追加しています。
キリスト教ではこの「敬虔」を「信仰」とし、さらに「希望」「愛」を追加して「七元徳」としています。

日本でも南総里見八犬伝で有名な「仁義礼智忠信孝悌」という八徳が有名ですが、これは儒教でいう五常の徳目(仁・義・礼・智・信)に従者としての徳目(忠・孝・悌)を加えたものです。西洋の徳目にとても似ているのが興味深いですね。

■7月のシャンソン

『You would be so nice to come home to』

ジャズのスタンダード曲で、Cole Porterが作詞・作曲し、1942年に発表された映画『Something to shout about』の挿入歌。第二次世界大戦の真っただ中、戦場に送られた青年が愛する女性を思う気持ちを歌い上げたものです。

ジャズ評論家の大橋巨泉は「帰ってくれたらうれしいわ」という邦題を付けましたが、後でそれが誤訳であったことを自ら認めています。

正確には「君の待つ家に帰れたらどんなにいいだろ」という意味で、一般的にこの言葉を聞くとプロポーズを思わせるフレーズのようです。Helen Merrillという女性ヴォーカルが甘く切なく歌ってヒットしたので、誤訳につながったのでしょう。

実はこの曲にはバースといってイントロ曲があり、それを聞けばこれからプロポーズする感じがわかります。ムンロ王子はバースを含めて歌っていますが、歌詞を一部変えてシャンソン風に男女の会話のシーンを交えながら、プロポーズという男女の営みを面白おかしく歌っています。

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