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汚腸はブスの元!「腸内フローラ」を育てて肌美人になる食品【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2015年5月19日 11時45分

汚腸はブスの元!「腸内フローラ」を育てて肌美人になる食品【恋占ニュース】

腸内フローラを育てて肌美人になる食品

今、何かと話題の「腸内フローラ」。みなさんもどこかで、見たり聞いたりしたことがあるのでは?

「腸内フローラ」とは、平たく言えば人間の腸に住みついている細菌類のこと。私たちの腸の中には、100種類以上・100兆個以上の菌が常時生息しています。
それらが相互に関わり合いながら育んでいく環境を、あたかも花畑のようにたとえたのが「腸内フローラ」という言葉なんです。

≪食物の栄養を吸収するのは腸≫

意外に思うかもしれませんが、食べ物の栄養分を吸収する臓器は、胃ではなく腸です。胃の役割はあくまでも消化。強い酸を出し、固形物を胃袋の中で溶かします。
消化物はその後、小腸(十二指腸・空腸・回腸)に送られ、私たちはそこで初めて養分を吸収することができるのです。

≪腸内細菌の種類≫

小腸の面積は、実にテニスコート2面分に及ぶと言われています。その表層部分に住み着いているのが、さまざまな種類の腸内細菌たち。ここではわかりやすく3種類に分けて、主な性質を説明しましょう。

◆善玉菌

乳酸菌・ビフィドバクテリウム(ビフィズス菌)・ラクトバフィラスなど
腸内を酸性に保ち、有害菌の繁殖を抑える。体内の免疫力を上げる働きがある。
好物は炭水化物・オリゴ糖・水溶性食物繊維のほか、納豆菌や酵母菌、麹菌などが作った糖。

◆悪玉菌

大腸菌・ブドウ球菌・ウェルシェ菌・バクテロイズなど
腸内をアルカリ性にする。発がん性物質や有害物質などを生み出し、腸内を腐敗させる。
好物は動物性タンパク質と脂肪分。

◆日和見菌

連鎖球菌・無毒性悪玉菌など
普段は何もしないが、悪玉菌が優勢になると悪玉菌の支援に回る菌。

≪善玉菌の増殖が「美」の秘訣!≫

たとえば、外食続きで野菜不足になったり、肉食過多になったりすると、腸内では一気に悪玉菌が増殖します。するとアンモニア・硫化水素・スカトールといった悪臭を放つ物質が充満し、便も固く小さくなってしまいます。

これがいわゆる「腹部の圧迫感を伴う便秘」の状態。肌の乾燥・吹き出物はもとより、「便秘」がさまざまな不調を誘発する原因になっているのは、これらの有害物質が体中の細胞に供給されてしまっているのが原因と言われています。

では、善玉菌が優勢の場合はどうなるのでしょう?
腸内で善玉菌が増えると、腸壁からの水分吸収量が増加するので肌に潤いが出ます。悪玉菌の増殖が抑制され、有害物質や病原性細菌は減少。免疫力が上がり、病気にかかりにくくなります。なにより吹き出物に悩まされず、体も軽くなるので、自然と表情も明るくなるのです。

≪和食は善玉菌を増やします≫

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