世界に1台! 6.5L、V型12気筒搭載した700馬力のオープンカー【ランボルギーニ アヴェンタドールJ新車情報】ジュネーブショー出展車【ニュース・トピックス:ランボルギーニ】
CORISM / 2012年3月14日 19時19分
世界でたった1大の超スーパーカー!ランボルギーニ・アヴェンタドール J
ランボルギーニは、2012年のジュネーブショーで、ルーフばかりでなくウインドシールドまで取り去ったランボルギーニ史上究極のオープン・スポーツカー「ランボルギーニ・アヴェンタドール J」を発表した。
オープンカーは、通常ルーフを取り去るがフロントウインドウを残すのが普通だ。しかし、このランボルギーニ・アヴェンタドール Jは、なんとフロントウインドウまでも取り除いてしまったアグレッシブなデザインをもつ。そのデザインは、もはやクルマと言うより未来のモビリディのようにも見え、タイヤを格納し今にも空さえも飛べるような雰囲気すら併せ持つ。
これだけ未来的なデザインだが、搭載されるのはもはや古典的ともいえるガソリンエンジン。V型12気筒6.5Lで700馬力を発生する。ここまでぶっ飛んだデザインなら、パワートレインも全く新しいものを積んで欲しいと思えるのだが、未だランボルギーニのエンジニアはエンジンにこだわりたいらしい。
ボディは、軽量高剛性のカーボン製。ルーフ、ウインドシールド、エアコンディショナー、ナビゲーション・システムなどは存在しないので、車重はさらに軽量化された。同じカーボンボディをもつ市販モデルである「アヴェンタドールLP700-4」の乾燥重量は1,575kg。この車重は、同様のパフォーマンスをもつクラスの中でも極めて軽量だが、アヴェンタドール Jはそれを上回る軽量化を実現した。
カーボン素材を使った技術は、ランボルギーニのウリのひとつ。今回は自動車としては、初めてとなるカーボンファイバー製ファブリック「カーボンスキン」を開発。織り上げたカーボンファイバーに特殊なエポキシ樹脂を含浸させた素材で、繊維は樹脂により安定するが、柔軟性は失われない。ハイテクなファブリックにも似て、カーボンファイバーのマットがあらゆる形にフィットする。アヴェンタドール Jでは、コックピット全体とシートの各パーツがこの素材で覆われ、その表面はマットなカーボンファイバー・ブラックに輝いている。最近特許が認められた、見た目もきわめて美しいこの新素材は、将来的にハイエンドな衣服を含め、さまざまな用途に応用されるという。
アヴェンタドール Jのドアは、ランボルギーニの伝統ともいえるガルウイング。上に跳ね上がるタイプだ。ドア自体はアヴェンタドールよりも薄くなっており、小型の固定式サイド・ウインドウが装着してある。
このアヴェンタドール Jのプレスリリースには、ジュネーブ・モーターショーが閉幕すると、「ランボルギーニ・アヴェンタドール J」を見ることができるのは、幸運なオーナーのみとなります。プロトタイプやランボルギーニ・ミュージアム用にも製作されていないため、このクルマは本当に1台しか存在しないのです。これは真にユニークな、公道走行も可能な芸術作品なのです。現存するモデルのなかでランボルギーニのDNAを極限まで追求して表現したものであり、ハイ・テクノロジーの傑作です。と、書かれている。幸運なオーナーということは、発売するのか? それとももうオーナーは決まっているのか? いったいいくらなのか? なぞは深まる世界でたった1台の超スーパーカーだ。
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