BMW 320dブルーパフォーマンス新車情報 ガソリン車との価格差は、わずか20万円! BMWのクリーンディーゼル戦略始まる!【ニュース・トピックス:BMW】

CORISM / 2012年8月25日 20時5分

BMW 320dブルーパフォーマンス

ガソリンエンジン車との価格差は、わずか20万円。迷わず320dブルーパフォーマンスを買え!?

 BMWは主力モデルであるBMW 3シリーズ セダンに、直列4気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した「BMW 320d BluePerformance(ブルーパフォーマンス」を追加し、受注を開始した。納車は、2012年9月からを予定している。

 BMW3シリーズは、2012年1月に上級グレード328iを発表。その後、量販グレードの320iを4月に投入。7月にはハイブリッドシステムを搭載したアクティブハイブリッド3、そして8月には320iに4WDのxDriveを用意し、着々とラインアップを増やし商品力を強化している。 そして、フルモデルチェンジからわずか7ヶ月目で、クリーンディーゼルエンジンを搭載した320dブルーパフォーマンスが登場した。

 国内の高級セダンマーケットは、もはや輸入車の独壇場。国産車では、トヨタ クラウンが孤軍奮闘しているのみ。そこへ、BMW3シーリーズは、ガソリン&ハイブリッド、そしてディーゼルと3タイプのパワーユニットを用意。クラウンでさえ、パワーユニットはガソリンとハイブリッドのみなので、国産車を上回る選択肢を用意し、さらなる販売台数増を狙っている。

 今回発表されたBMW 320dブルーパフォーマンスは、NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒などメンテナンス・フリーの最先端排出ガス処理技術「BMWブルーパフォーマンステクノロジー」を採用。ディーゼル車に対する世界最高水準の排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合した。

 搭載される2L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンの最高出力は、135kW(184ps)/4,000rpm、最大トルク自然吸気の4Lガソリンエンジン車相当の380Nm(38.7kgm)/1,750-2,750rpmを発揮する。

 このクリーンディーゼルエンジンには、さらに、アイドリングストップ機能機能も装備。JC08モードは、クリーン・ディーゼル・モデルとして国内ナンバー1となる19.4km/Lという低燃費を実現した。マツダCX-5のディーゼルエンジンが、2.2Lで18.6km/Lなので、排気量が少ない分、当然低燃費ということになる。マツダは、この秋に登場する新型アテンザは、2.2Lながら20km/L超の低燃費だという。これは、やはりBMW320dブルーパフォーマンスの車両重量1,550kgと重いことが要因と思われる。CX-5はSUVという車重が重いジャンルのクルマながら、1,510kgとBMWより軽量だったりするからだ。

 また、ガソリンエンジンの320iとの車重の差は50kgほど、320dブルーパフォーマンスが重い。ただし、トルク差はディーゼルの380Nmに対して、ガソリンは270Nmと110Nmもの差があるので、ディーゼル車がより余裕ある走りができる。

 この新型BMW320idブルーパフォーマンスは、超円高を背景にかなり戦略的な価格を付けてきた。ガソリンエンジン搭載モデルであるBMW320iと比べ、わずか20万円の価格アップに抑え470万円からとした。マツダCX-5のFFガソリン車とディーゼル車の価格差が約38万円なので、BMWはその半分の価格差でクリーンディーゼル車が手に入る。

 20万円という価格差は、そこそこ距離を走る人には圧倒的にディーゼル車がオススメとなる。ガソリン車は、ハイオク仕様。そのため、軽油との価格差は約30円/L以上という状態。燃費もディーゼルが圧倒的に上回るので、20万円なら十分に燃料費で回収できるだろう。それでいて、4Lガソリン車並の大トルクで320iを圧倒するので、高速道路などを多用するならディーゼル車がベストだ。

 この戦略的価格は、ガソリンエンジン車やアクティブハイブリッド3が割高な印象にしてしまった。ここは、超円高のメリットを生かして、全体のバランスを取るためにもディーゼル車以外の車種の値下げにも期待したいところだ。そうなると、よりBMWが身近になり、BMWセダンの国内シェアはさらに伸びる可能性もより高くなるだろう。

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