日産エクストレイル ハイブリッド試乗記・評価 オフロード初体験なのに「20度の急坂を1人で登れ!?」エコラン&オフロード試乗!! (オフロード編)【レビュー:日産】
CORISM / 2015年9月19日 6時30分
またも、人生初のオフロード走行! オシャレで低燃費なエクストレイルなのですが、デコボコ道ではタフな一面も!
さて、人生初のエコラン を終え、高浦めぐみ 、少々お疲れモード中でございました・・・。
精根使い果たした髙浦に、間髪入れず次の指令が!
「オフロードコース、走ってきて!」って・・・。
わずか2周コースを説明してくれたあと「じゃぁ、あとは1人でよろしく!」って、オイオイ、髙浦、オフロードコース初めてなんですけど!
エコランの時は、燃費を考え2WDモード(FF)にして走りましたが、エクストレイルの4輪駆動システム であるALL MODE 4×4 - iをオートモードに。 一般的なオフロードなら、このオートモードでOK。フロントのトルク配分を0~100%、リヤを0~50%の間で自動的に配分して走ってくれるそうです。
恐る恐るエクストレイル のアクセルを踏み、まずはラフロード・・・。
さすが、ALL MODE 4×4 - i。何事も無く普通にクリア。そのままバンクへ。初体験の髙浦は、バンク上部へは行けず、なるべく下の方へ。でも、もの凄くクルマが傾いている感じが。横転するかも!? そんな恐怖を感じながら、ゆっくり進み、なんとかクリア。
大きな凹凸のある道も、ゆっくり行けばへっちゃら! 髙浦、早くもオフロード走行のコツをつかんだか?
しかし! ここからが本番、次に待ち受けていたのはロングヒルクライム! クルマから見ると、まるで「壁!」 約20度くらいの坂らしいのですが、これを登れと! 人が立つだけでも難しいってのに!
このロングヒルクライムを前に、一旦停止してALL MODE 4×4 - iをロックモードへ。ロックモードは、こうした急坂やスタックしたときの脱出用など、走破性を高めるモードだそうです。ロックモードにすると、前後のトルク配分は50:50に固定されるそうです。
ロングヒルクライムを前に、イベントの運営スタッフから「アクセル全開で登り切ってください!」と指示されました。「アクセル全開ですか?」それも、こんな急坂で・・・。
しかし、もはや退路は無し。半べそかいて、戻ってきたら、編集長に何を言われるか分かったもんじゃありません! 覚悟を決めて、
「髙浦、行きまーす!」
エクストレイルは、ガオォォーと加速。急坂上では、ブルブル左右にクルマを揺らしながら、グリグリ登ります。アレっ? あっけなく終了です。オフロード初体験の女子でも難なくクリア。やりますね、エクストレイル。
ホッとしたのもつかの間。山あれば谷ありです・・・。今度は下るんですか? この急坂・・・。
またまた、スタッフさんから「ヒルディセントコントロール」を試してくださいとのこと。
なんですか、それ?
滑りやすい路面を下る時、自動的に車速を制御。低速でゆっくりと降坂できるシステムなんだそうです。クルマが自動的に車速を制御して、車速を4km/h~15km/hにコントロール。ドライバーはハンドル操作に集中できて安心して下ることができるそうです。
と、言われましても。この急な下り坂、ブレーキかけずに降りろなんて。反射的にブレーキ踏んじゃいますって!
この坂を下らないと、元の場所へは帰れないので、覚悟を決めて急な下り坂へ突入。
すると、おっ? ゴゴッゴゴッと音をさせながらし、エクストレイルはゆっくり急坂を下っていきます。
「案ずるより産むが易し」
意外と簡単。というより、エクストレイルやるじゃん!
これで、髙浦初のオフロード走行体験終了! まっ、ほとんどクルマ任せでしたけどね。それくらい、エクストレイルに任せておけば、初心者でもオフロードコースを苦にしないくらいの性能ということなのですね。
素人女子的、エクストレイル ハイブリッドの評価は?
さて、エコラン&オフロードとエクストレイルの魅力を堪能した髙浦。まず、感動したのは、エクストレイルハイブリッドの加速の良さ!!! アクセルを踏むと、瞬時に加速してくれるフィーリングは、モーターを使う ハイブリッド 車ならではのものでした。走りの良いハイブリッドです。
それでいて、燃費がいいのでお財布にも優しいですしね。
大きい体をしている割に、割とキュンキュンするような加速を見せてくれました。
轍の多い部分も安定感のある乗り心地!運転も安心です!
そうそう、高浦的クルマの見方って重要視するのはヘッドライトなんです!
今回のエクストレイルちゃんはSUV 独特の(個人意見)ごついイメージではなく、
クリスタルを連想させる形状と発光で結構タイプだったりします。
お顔も先代から比べてくると、すっきりツルっとしていていいですね。
しいて言えば『アゴ』が付いているエクストレイルは好きです。
世間で言う『アンダーカード』ってやつですかね(笑)
『アゴ』って言うと編集長に、
「この娘はアンダーガードも言えないのか」と突っ込まれるので、『アゴ』の発言はここで卒業します。
アンダーガード付きは、エクストレイル エクストリーマーXのことです。いい感じにゴツくて好きです。
特にあのカーキーカラーは、中間色大好き高浦にはたまらなくいいです。
(髙浦の愛車だったココアはベージュマイカ、現在の愛車ロードスターはカッパーレッドなり)
日産エクストレイル ハイブリッド価格
■日産エクストレイル ハイブリッド価格
●2WD
・20X HYBRID“エマージェンシーブレーキパッケージ” 2,804,760円
●4WD
・20X HYBRID“エマージェンシーブレーキパッケージ” 3,011,040円
・20X HYBRIDエクストリーマーX“エマージェンシーブレーキパッケージ” 3,216,240円
・20X HYBRIDブラック エクストリーマーX“エマージェンシーブレーキパッケージ” 3,240,000円
日産エクストレイルハイブリッド燃費、スペックなど
代表グレード | 日産エクストレイル 20X HYBRIDエマージェンシーブレーキパッケージ 2WD |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4,640×1,820×1,715mm |
車両重量[kg] | 1,570kg |
総排気量[cc] | 1,997cc |
エンジン最高出力[kw(ps)/rpm] | 108(147) / 6000rpm |
エンジン最大トルク[N・m(㎏-m)/rpm] | 207(21.1) / 4400rpm |
モーター最高出力 | 30kW(41PS) |
システム全体[kw(ps)] | 138kW(188PS) |
ミッション | CVT |
JC08燃料消費率[km/L] | 20.6km/L |
定員[人] | 5人 |
価格 | 2,804,760円 |
レポート | 髙浦めぐみ |
写真 | 編集部 |
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