「蝶よ花よ」主演のソ・ジュニョンが行く釜山旅!海岸列車からの絶景を眺めたあとは看板猫のいるカフェへ
CREA WEB / 2024年3月9日 11時0分
風光明媚でグルメもたっぷりな釜山へ!
釜山映画祭追っかけ日記番外編、今回は2023年に大ヒットしたイルイル(毎日)ドラマ「蝶よ花よ」に主演したソ・ジュニョンさんと一緒に、釜山のリゾートエリアとグルメスポットを巡ります。
韓国第二の都市、釜山。初めての人は釜山市内を中心に観光することが多いと思うが、二度目の釜山ならぜひ海雲台(ヘウンデ)を起点に、海辺のリゾートエリアへ。このエリアはなんといっても釜山国際映画祭がお馴染みだが、それだけじゃない。風光明媚で、海鮮をはじめとしたグルメもたっぷり、新しいスポットも続々生まれている。
ジュニョンさんはソウル育ちだけれど、撮影や映画祭などでたびたび釜山を訪れており、このエリアにも精通。彼は食へのこだわりも強く、ソウルに本格的なダッチコーヒー(水出しコーヒー)のお店を開いてしまったほど。そんなジュニョンさんとまずは2020年に開業した、海雲台ブルーラインパークの尾浦(ミポ)から海岸列車に乗って、青沙浦(チョンサポ)へ。
海雲台ブルーラインパーク
https://www.bluelinepark.com/jpn/bluelinePark.do
かつての廃線を復活させた観光専用の列車で、韓国でも屈指の美しい海岸線に沿ってゆっくりと進んでいく。
「海が本当にきれいですよね。ちょっとデート風に写真を撮りますか?」というジュニョンさんのお言葉に甘えて、ここから先はデート気分でお読みください。
実際、路線上にあるタルマジ(月見)の丘は、昔からデートコースとして有名で、結婚アルバム(韓国では結婚式前に写真集を作ることが多い)の定番スポット。
ちなみに尾浦から青沙浦へはスカイカプセルというミニ・モノレールでも行くことができ、こちらは列車より上を走るためさらに眺めが良いのだが、高所恐怖症の方はご注意を。
コーヒーとともに、ゆったりとした時間を
そして10分ちょっとで、青沙浦停留所に到着。青いビーチを意味する青沙浦は、元々は小さな漁港で貝焼きで有名だったが(以前、クォン・へヒョさんが教えてくれたスミニネがあるのもここ)、近年はカフェの町として人気だ。海岸沿いにはルーフトップや、大きな窓のあるモダンなカフェがいくつもある。
そんな中で、コーヒー通のジュニョンさんが選んだのは、海岸から少し坂を上がったところにあるレトロなカフェ。その名も、青沙浦駅(チョンサポヨク)。
このエリアには珍しい伝統的な韓屋を改装したカフェで、110年以上前の建物とのこと。広い中庭にも席がありインテリアも凝っていて、とても落ち着いた雰囲気。110年以上前の建物とのこと。若い客だけでなく、マダムの姿も多い。
コーヒーもデザートも本格的で地元で人気なのだが、もう一つおすすめしたいのは、看板猫がいること。ただし猫ちゃんは、いつもいるわけではなく、寝ていることも多いので、会えたらラッキー。
女性バリスタが丁寧に淹れるコーヒーとともに、ゆったりとした時間を楽しみたい。ジュニョンさんによれば「ここのコーヒーは美味しいですね。僕のお店の次くらいに(笑)」とのこと。
韓国は一般に薄めのアメリカーノが人気だが、こちらは濃いめの風味のあるコーヒーが好きな日本の観光客にもおすすめ。夜はワインバーになるという、大人のお店だ。
カフェ 青沙浦駅(청사포역)
Instagram @cheongsapo__station
少しのんびりしたあとは、再び海岸列車に乗って終点の松亭(ソンジョン)へ。そこからKORAILに乗り換えて、カニとウニの町、機張(キジャン)を目指すことに。続きは次回へ。
ジュニョンさんは昨年「蝶よ花よ」で子育てに奮闘するシングルファザーを演じて、KBS演技大賞の連続ドラマ部門優秀演技賞を受賞。さらに4月からはMBCのイルイルドラマへの主演も決まっている多忙な身だが、撮影の合間を縫って大阪でのファン・ミーティングが決定した。「ジュニョンの部屋 ソ・ジュニョン FANMEETING in OSAKA」は3月10日に開催。
ソ・ジュニョン(서준영)
1987年4月24日、ソウル生まれ。2005年、「悲しき恋歌」挿入歌のMVでデビュー。イルイルドラマの帝王と呼ばれる、人気俳優。主なドラマに『空くらい地くらい』(07)、『魔王』(07)、『銭の戦争』(07)、『大王世宗』(08/S)、『根の深い木』(11)、『凍える華』(16)、『蝶よ花よ』(23/KBS)ほか。映画に『つむじ風』(10)、『BLEAK NIGHT 番人』(11)、『新皇帝のために』(20)、『椿』(21)、『長い一日』(21)ほか。
Instagram @seojy0424
文・写真=石津文子
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