新年にトライしたい【ニュアンスレイヤースタイル5選】ロングヘアに抜け感をプラスして印象チェンジ!
CREA WEB / 2024年12月27日 11時0分
気分一新! 2025年のスタートは、新たなヘアスタイルに挑戦してみませんか?
とはいえ、大胆なイメチェンをするには勇気が出ない……。そんな人に注目してもらいたいのが、ちょっとの変化で印象をアップデートできる、レイヤースタイルです。
韓国風レイヤーが火付け役となり、ここ数年人気のスタイルですが、最近ではより個々の骨格や、髪質、なりたい印象に合わせてニュアンスでレイヤーを楽しむ人が増えているのだとか。そこで、お洒落な大人女性からの指名も多い、uka東京ミッドタウン六本木の安田泰斗さんが手掛ける、最旬のレイヤースタイルをご紹介します。
#1 ほんのりモード感漂うストレートロング
ワンレンロングに飽きた人や、猫っ毛の人、スタイリングが苦手な人に提案したいのが、顔周りのみ大胆にレイヤーを入れたコチラのスタイルです。
シンプルなロングヘアでも顔周りにアクセントがつくことで、スタイリングなしでも簡単に洒落て見えるように。毛先にはレイヤーを入れず、トップはタイトに仕上げることで、ほんのりモード感が出るので、甘めなスタイルが苦手な人にもぴったりです。
顔周りのレイヤーは、やや高めの位置から入れることで骨格カバーもできるので、洒落感と共に小顔効果も狙えます。
オーダーとスタイリングのポイント
カットベースは、毛先に重みを残した胸下ラインのワンレングス。頬骨下からフェイスラインに沿ってレイヤーを入れ、抜け感と動きを出す。モデルのように髪が細く、ペタッとなりやすい場合は、全体的にレイヤーを入れると軽くなり過ぎてバランスを取るのが難しくなるため、毛先はあえて重みを残すのがポイント。
カラーは8レベルのグレージュで、肌の透明感を引き立てつつ軽やかさを出す。
スタイリングは、ドライヤーで髪全体を乾かしたらヘアオイルを指先によくなじませ、顔周りのレイヤー部分の毛束を指でつまみ、毛流れを意識ながらヘアオイルをオン。余ったオイルを手の平になじませ、毛先中心に軽くなじませればOK。顔周りはやや重め、毛先は軽めに仕上げて質感の差をつけることで、より今っぽい印象に。
YASUDA’s POINT
全体にレイヤーを入れるのではなく、顔周りにだけレイヤーを入れることでトレンド感がありつつも、個性が光るスタイルに。スタイリング時もアイロンでパーフェクトなストレートにするのではなく、ドライヤーで乾かしたままのラフなストレートヘアを活かすことで、モードにより過ぎず、どんなファッションとも相性抜群です。
#2 華やかさ&上品さを兼ね備えた大人のローレイヤー
顔周りと鎖骨下のやや低めの位置からレイヤーを入れ、毛先に厚みを残したロングヘア。
毛先を軽く内巻きにするだけで、自然な動きが出て華やかさがアップするので、ボリュームが出にくい人にも最適なスタイルです。また、毛先に厚みがあることでまとまりもよくなるので、髪が広がりやすい人にもオススメです。
やや長め&薄めの前髪と、顔周りに入れたレイヤーでコンパクトなひし形シルエットにすることで、ロングでも抜け感が出て小顔効果も抜群! また、ひとつに結んだ時にも顔周りにニュアンスがあることでシンプルになり過ぎず、こなれて見えるのもポイントです。
オーダーとスタイリングのポイント
ベースは、胸下のロングヘア。鎖骨の下からローレイヤーを入れ、毛先に重さを残しながらも柔らかく見えるようカット。顔周りとトップ表面にも少しレイヤーを入れることで、フェイスラインをすっきり見せ、メリハリを出す。前髪は、薄め&長めに設定し、大人っぽさをキープしつつ、抜け感を演出。
モノトーン系のファッションの出番が増える冬でも顔色が明るく映えるよう、カラーは、8レベルの赤み系を入れる。
スタイリングは、ヘアオイルをなじませ、毛先をコテやアイロンで内巻きにワンカールすればOK。前髪は、軽くアイロンでカールをつけたら、薄めの束感を意識して指先でオイルを少量なじませる。前髪が割れやすい人は、髪を乾かす前にホールド力のあるミストをちょっとだけ前髪に仕込み、その後アイロンを通す。
YASUDA’s POINT
重く見えがちなロングヘアに抜け感を出してくれるのがレイヤーですが、髪が細くて柔らかい人は、ハイレイヤーだとボリュームが出にくくなってしまい、スタイリングが難しくなる場合も。毛先に厚みを残したローレイヤーなら、軽やかさはありつつ、ボリューム感もキープできるので、簡単にまとまり感がでて、スタイリングの幅も広がります。
また、顔周りにもレイヤーを入れることで、全体的に重さがあってもバランスがよく見えるので、スタイルアップも叶います。
トップをよりふんわり見せたい場合は、分け目を意識的に少し変えたり、乾かす時に、根元にのみボリュームタイプのミストをつけてみるのも手です。
#3 大人カジュアルなソフトウルフレイヤー
鎖骨下のミディアムレングスに、全体的にくびれが出来るようレイヤーをたっぷり入れた動きのあるスタイル。顔周りは頬骨を包み込むようにレイヤーを入れることで、気になる骨格をカバーしつつ、ちょっぴりモードな雰囲気にも。
前髪は、眉下のラインで直線的にやや厚めに作ることでカジュアルな印象に仕上げる。頬骨にかかるように入れたレイヤーの効果でこなれ感もアップ。モードもカジュアルも、キレイめなファッションにも合う万能なスタイルです。
オーダーとスタイリングのポイント
ベースは鎖骨下4センチほどに設定し、全体的にレイヤーを入れ軽さを与える。毛量が少ない人は、毛先はすきすぎず、重めに残すのがポイント。サイドバングから頬骨を包み込むようにレイヤーを入れ、顔周りにアクセントをプラス。前髪はやや厚めに作り、眉下でカット。
カラーは7レベル位のピンクブラウン系をチョイス。レイヤーが多めのスタイルでも、パサついて見えず、ツヤやかな印象に。
スタイリングは、ストレートアイロンでトップにやや膨らみをつけ、毛先は内巻きにワンカール。ヘアクリームを全体的になじませ、最後に残ったヘアクリームを前髪につけて整えれば完成。
YASUDA’s Point
今トレンドの顔周りにレイヤーがたっぷり入ったスタイルです。頬骨を包み込む毛束で顔を小さく見せながら、こなれ感も出せるのでミディアムヘアに変化をつけたい人もぜひトライしてみて。髪を乾かす時に、トップだけ後ろ側に、その他は後ろから前方向に風を当てることでスタイリングがしやすくなります。
また、骨格によってはレイヤーをたっぷり入れると顔がこけて見える場合も。そんな時は、寒色系ではなく赤み系のカラーをチョイスしてください。
#4 エイジレスな印象! フェイスレイヤーでフレッシュな印象に
顔周りにたっぷりレイヤーを入れた、胸上のミディアムレングス。バックにはレイヤーを入れず、フロントにだけ入れているので、伸ばしかけで印象チェンジしたい人にももってこいのスタイルです。
落ち着いて見えがちなセンターパートのストレートヘアも、前髪につながるよう耳下からざくざくとレイヤーを入れることで、フレッシュな印象に。毛先は重厚感を残すことで、古くさくならずまとまり感もアップします。
巻かずとも髪に動きがでるので、カールがつきにくい直毛の人にも注目してほしいスタイルです。
オーダーとスタイリングのポイント
ベースは胸上のストレート。顔周りのみ前髪からつながるようたっぷりとレイヤーを入れて動きをつける。毛先は軽くなりすぎないように厚みを残すのがポイント。
カラーは、元々入っているハイライトを活かすため、10トーン位のベージュ系を入れ、立体感とメリハリ感をメイク。
スタイリングは、レイヤーの流れに沿ってストレートアイロンを軽く通し、最後にヘアオイルを全体になじませて整えればOK。
YASUDA’s Point
ストレートの質感を活かしながら動きをつけたい人や、ボリュームが多く髪がまとまりにくい人にピッタリのスタイルです。レイヤーがたっぷり入っているとパサついて見えがちですが、全体にレイヤーを入れるのではなく、顔周りにだけ入れ、毛先には程よい重みを残すことで、ツヤ感を担保でき、スタイリングもしやすくなります。
顔周りのレイヤー部分は、少し前かがみになった状態で斜め下方向にアイロンを滑らせるとキレイにキマリますよ。
#5 横顔も美しく見せる、計算ずくのくびれミディ
鎖骨ラインでくびれるよう、全体的にレイヤーを入れたスタイル。
顔周りも頬骨をカバーしつつ、髪が後ろに流れるよう、鼻横からたっぷりレイヤーを入れることで、かきあげた時に自然な毛流れが生まれ、横顔も美しく見せてくれます。
モデルのように、顔周りの毛束を後ろに流せば大人っぽい印象に、フェイスラインに沿うようにおろせばカジュアルな印象になるので、スタイリング次第で簡単に印象チェンジできるのも嬉しいポイント。
ラフに乾かしただけでもスタイリングがキマるので、忙しい大人に嬉しいスタイルです。
オーダーとスタイリングのポイント
ベースは鎖骨下に設定し、鎖骨ラインでくびれるよう全体的にレイヤーを入れる。ただし、毛先はスカスカにならないよう、厚みを残すのがポイント。顔周りも頬骨が隠れるようレイヤーを入れる。
カラーは、ヘナ100%。モデルは部分的に白髪が目立つため、ヘナをチョイス。ヘナは白髪部分のみオレンジ色に染まるので、元の髪色と相まって自然なハイライト効果が。
モデルはクセ毛のため、スタイリングはラフに乾かし、ヘアクリームで毛先にニュアンスをつける程度でOK。直毛の人は、ヘアドライ後、アイロンで毛先を軽く外側にワンカールさせて。
YASUDA’s Point
全体的に自然にくびれができるようレイヤーを入れているので、キレイに整えようと思わず、ざっくりラフにドライヤーで乾かし、ヘアクリームでまとめる程度にした方が今っぽく仕上がります。骨格に合わせ、顔周りにもレイヤーを入れているので、トップのボリューム不足も解消できますよ。
また、モデルのように部分的な白髪が気になる人は、ヘナ100%で染めるとブリーチなしでも自然なハイライト効果が得られるので、より立体感も際立つ仕上がりに。ヘナは、頭皮に負担をかけず、ツヤやハリ・コシもアップするのでエイジング毛に悩む人にもオススメです。
このヘアスタイルを担当したのは……
uka 東京ミッドタウン 六本木・安田泰斗さん
「扱いやすい・巻きやすい」をテーマに、骨格に合わせた小顔魅せを叶えるカット技術に定評あり。傷みにくいカラーリングや、ハイダメージのトリートメントも得意。
Instagram:@taito111
【協力】uka 東京ミッドタウン 六本木
https://uka.co.jp/salons/midtown/
文=松原 彩
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