【中部＆北陸】47都道府県の手土産リスト2025｜恐竜サブレ専門店のクッキー缶が気になる…！《各地の逸品27選》

CREA WEB / 2024年12月30日 11時0分

「CREA」2025年冬号より一部をご紹介します。

　北海道から沖縄まで、全国津々浦々のおいしい手みやげをまとめた恒例企画。読者の皆さんの口コミをもとに、話題の新店から地元愛の詰まった逸品まで注目の品をピックアップ。

　今年は、おいしさを共有できる、個包装などの配りやすい商品もご紹介！　今回は、中部・北陸エリアの手みやげ。

◆新潟県の手みやげ

　自宅にいながら越後長岡の郷土料理が再現できる。餅米は“幻の餅米”と称される大正餅と新潟産コガネ餅を。オリジナルの醬油ダレ、金時豆、ゴマもセットに。

「炊飯器や電子レンジで、誰でも簡単に本格的な醬油赤飯がつくれます。帰省したときは自分用に買うことも」（45歳・調理師）

江口だんご

所在地　長岡市宮本東方町52-1

営業時間　9:00～18:00
定休日　無休
https://e-dango.com/
※通販可

SUZU GROUP「JOHNNY ディップソース神楽南蛮みそマヨ」

　山古志の歴史ある野菜の一つ、神楽南蛮を生かした万能ソース。地元の食卓でお馴染みの神楽南蛮味噌とマヨネーズを合わせているのでコク深い。

「唐辛子の一種である神楽南蛮の辛み加減が見事。食パンに塗り、トースターでこんがり焼いていただくのがお気に入り」（30歳・プログラマー）

SUZU GROUP

所在地　長岡市下々条1-126
電話番号　0258-24-8677
営業時間　10:00～17:00
定休日　水曜
https://suzugroup.com/
※通販可

百花園「幻の洋梨タルト」

　希少性が高い、新潟県産ル・レクチェを使った焼き菓子。はったい粉を用いたクッキー生地は香ばしく、アーモンドと新鮮なバターを惜しみなく合わせるタルト生地はこっくり濃厚。

「洋梨も生地もしっとりやわらか。一口でとびっきり贅沢な気持ちになれます」（25歳・社会福祉士）

百花園

所在地　新潟市中央区営所通1-321
電話番号　025-222-4055
営業時間　9:30～18:00
定休日　無休
https://o-hyakkaen.com/
※通販可

◆富山県の手みやげ

ビーライン「昆布ガリ」

　県内を中心にチェーン展開するとやま鮨の職人が手がけた名物。2種類の昆布と白ゴマを合わせることで、ガリの風味がより豊かに。

「一口食べると止まらない、ガリの極み。食べ終わった後に残る甘酢は、ドレッシング代わりにして味わい尽くします」（31歳・歯科助手）

ビーライン

所在地　富山市桜町1-3-1
電話番号　076-422-3222
営業時間　11:30～14:00、17:00～22:00
定休日　無休
https://toyamasushi.base.shop/
※通販可

富山ねるものコーポレーション「THE はべん」

　化学調味料や保存料を使わない、体想いのかまぼこは定番の赤巻や昆布巻のほか、白エビや鮭、鰤のスモークなどがセットに。食べやすいスティックタイプ。

「いつでもどこでも片手でパクッと食べられる手軽さといったら。持ち寄りパーティにも重宝します」（27歳・編集）

富山ねるものコーポレーション

所在地　高岡市二塚199-16
電話番号　0766-63-4848
営業時間　9:00～17:00
定休日　日、水曜・祝日
https://shop.nerumono.co.jp/
※通販可

パティスリーシュゥエト「もなかのモ」

　富山県内にある高野もなか屋から仕入れる最中に、アメリカ産の最高級アーモンドでつくるフロランタンを合わせている。意外な組み合わせが新鮮。

「和と洋の折衷菓子。小麦粉と卵を使っていないので、アレルギーがある方にも」（40歳・秘書）

パティスリーシュゥエト

所在地　富山市田中町1-17-19
電話番号　076-471-8133
営業時間　10:00～19:00
定休日　月・第2火曜（祝日の場合翌休）
https://patisserie-chouette.com/
※通販可

◆石川県の手みやげ

赤玉「金澤おでん5種＜冷凍タイプ＞」

　昭和2年創業の名店の味。代々受け継がれてきた出汁と直営工場で手づくりされる具材が一袋に。

「ふわふわの車麩、味がしっかり染み込んだ大根など、お店の味が自宅でも」（52歳・システムエンジニア）

赤玉

所在地　金沢市片町2-21-2
電話番号　076-223-3330（10:00～17:00 ※日、月曜を除く）
営業時間　12:00～22:00、日曜・祝日～21:00
定休日　月曜（祝日の場合翌休）
https://www.oden-akadama.com/
※通販可

清香室町「金澤文鳥とまり木によりそい文鳥」

　石川県の特産を使った羊羹は加賀紅茶、加賀棒茶、白い珈琲の3種類入り。それぞれにドライフルーツ、ナッツ、かのこ豆が練り込まれているのも珍しい。

「小鳥のかわいいパッケージにきゅん。ひと目でときめきました。一口で食べられる大きさもいい」（25歳・アニメーター）

清香室町

所在地　金沢市本多町2-1-2

営業時間　9:00～18:00
定休日　日曜・祝日
https://www.seika-muromachi.com/
※通販可

加藤晧陽堂「うちわ煎餅」

　一枚一枚、うちわに見立てた煎餅に日本の夏の風情を華やかに描く。口の中でするりと溶けていく和三盆の甘さ、餅米の風味の余韻が素晴らしい。

「SNSにアップしたら、いいねの数が多く付いた干菓子です。すべて絵柄が違うのも素敵で、目で舌で楽しめます」（25歳・ネイリスト）

加藤晧陽堂

所在地　金沢市諸江町中丁334-1
電話番号　076-204-9413
営業時間　9:00～17:00
定休日　月、木曜
https://katokoyodo.com/
※通販可

◆福井県の手みやげ

恐竜菓子店「恐竜サブレ缶（ティラノ）」

　2024年春に開業した、恐竜サブレ専門店のクッキー缶。恐竜をモチーフにしたサブレは、福井県産の米粉を使っている。

「地層をイメージしたという、一枚で3層になっているトロワ・サブレが大好き。恐竜好きでなくても興味を持ってもらえます」（29歳・教員）

恐竜菓子店

所在地　福井市中央1-1-25 くるふ福井駅内
電話番号　0776-37-3515
営業時間　8:30～20:00
定休日　無休
https://kyoryu-kashiten.com/
※通販可

波屋「もみわかめ小瓶」

　福井の名所の一つ、東尋坊の近海で収穫された天然の生わかめを天日干しし、手でもみほぐした自然食品。白米、麵類、炒め物などのトッピングに。

「使い勝手が良くて、何にでもふりかけています。おすすめは卵かけご飯」（34歳・コンサルタント）

波屋

所在地　坂井市三国町北本町3-3-44
電話番号　0776-82-3738（日曜を除く）
営業時間　8:30～18:30、日曜 10:00～14:00
定休日　不定休
https://www.namiya.co.jp/
※通販可

ふくいヒトモノデザイン「水ようかんサンドクッキー」

　福井の冬の風物詩である水羊羹を和洋菓子にアレンジ。ホイップクリームにフリーズドライの小豆を混ぜ合わせ、黒糖入りのクッキーでサンド。

「コーヒーにも紅茶にもぴったり。個包装になっているので、帰省みやげでよく購入しています」（28歳・カメラマン）

ふくいヒトモノデザイン

●おみやげ処福井、県内の道の駅などで販売。
https://www.fukuihmd.co.jp/
※通販不可

◆山梨県の手みやげ

クリエイティブリゾート「すりだね（旨辛万能調味料）」

　山梨県東部ですりだねと呼ばれる調味料。赤唐辛子やごま油、めんつゆなどを調合し、旨みを感じる辛さに仕上げている。

「一味でも七味でもない、刺激的な辛さ。マヨネーズや味噌など、調味料にひとつまみ加えるのが私流」（45歳・スタイリスト）

クリエイティブリゾート

所在地　南都留郡富士河口湖町河口2746-1
電話番号　0555-25-7508（9:00～18:00 ※土、日曜・祝日を除く）
営業時間　11:00～19:00
定休日　無休
https://suridane.com/
※通販可

うめみ「かすてら紅梅」

　甲府にあった老舗の名店・竹川菓子店のかすてら紅梅を継承。一枚一枚鉄板で手焼きしている。素朴な風味とほかの焼き菓子にはないやわらかな食感に懐かしさを覚える。

「丁寧な仕事ぶりが垣間見えます。真心を感じずにはいられないおやつです」（47歳・公務員）

うめみ

所在地　南アルプス市野牛島2334-28
電話番号　080-8083-0210
営業時間　11:00～売り切れ次第終了
定休日　不定休
Instagram　@umemi_kobaiya
※通販不可

旬果市場「きみひめのコーンポタージュ」

　メロンよりも甘いと一目置かれるスイートコーンきみひめの採れたてを加工。全工程を自社の畑と工場で行っている。

「余計なものが一切入っていないので、素材が持つ味そのもので口中が満たされます。子育て中の方や介護をされている方、食への意識が高い方にも」（39歳・栄養士）

旬果市場

所在地　甲府市上向山町792-2
電話番号　055-220-5066
営業時間　8:00～17:00
定休日　不定休
https://shun-ka.com/
※セットのみ可

◆長野県の手みやげ

KUTEN。fruit and cake「ミックスナッツとコーヒーキャラメルタルト」

　平飼い卵、大地の卵や小麦粉、クルミなど、できる限り県内産のものを使用。ナッツはキャラメリゼされているので、食べる程に香ばしさが増していく。カット売り720円もある。

「ナッツ、ナッツ、ナッツ……どこを食べてもハズレなし」（26歳・デザイナー）

KUTEN。fruit and cake

所在地　上高井郡小布施町雁田604
電話番号　026-214-2849
営業時間　10:00～17:00
定休日　月曜（祝日の場合翌休）
https://kutenonline.com/
※通販可

福田園「THE COZY」

　リンゴの王様と名高いサンふじなど、使う果汁は長野県下伊那地方で収穫されたリンゴのみ。微炭酸で、さわやかな喉越しに仕上げている。

「辛口はリンゴの旨みが際立ち、甘口はまろやかな味わい」（54歳・バーテンダー）

福田園

電話番号　0265-56-2822（JAみなみ信州およりてふぁーむ農産物直売所、9:00～18:00）
●およりてふぁーむなどで販売。
https://www.ja-mis.iijan.or.jp/
※通販不可

パティスリーポルカ「結びサンド」

　長野県飯田生まれの和洋菓子のテーマは“人と人を結ぶ”。市内にある喜久水酒造の日本酒と酒粕、日本酒に漬け込んだレーズンなど、使う素材も地元を意識。

「縁起のいいネーミングとサブレの三角形、さらには個包装なので取引先への手みやげに選ぶことが多いです」（32歳・会社員）

パティスリーポルカ

所在地　飯田市鼎上山3129-2
電話番号　0265-52-1776
営業時間　9:30～18:30
定休日　水曜
https://polka-iida.com/
※通販可

◆岐阜県の手みやげ

山本佐太郎商店「あゆピー」

　国産の餅米を使った醬油味のあられは、職人が丁寧に焼き上げたもの。有機ピーナッツを合わせることで、最後の一口まで飽きさせない。

「鮎の形に一目惚れし即買いしました。軽やかな食感のあられは甘めで、ピーナッツの塩味がより風味を引き立てます。完食まであっという間です」（33歳・保育士）

山本佐太郎商店

所在地　岐阜市松屋町17
電話番号　非公開
営業時間　9:30～17:30
定休日　日曜・祝日
https://www.m-karintou.com/
※通販可

たんど～る「蜂屋柿くりーむさんど」

　希少ながら、正規品として出荷できない蜂屋柿を干し柿にして生かす。

「ホワイトチョコを練り込んだ、ふくよかなバタークリームが、柿の甘さとしっとり感を引き立てます。親戚や目上の方など、ここぞというときの手みやげに大活躍」（39歳・司書）

たんど～る

所在地　美濃加茂市あじさいヶ丘1-7
電話番号　0570-080-073（9:00～15:00 ※土日祝を除く）
営業時間　9:00～18:00
定休日　水曜
https://tempsdor.jp/
※通販可

一カ屋「丸ごとトマトのキーマカレー」

　2Lサイズの岐阜県美濃白川産トマトを丸ごと使う。トマトの果肉や岐阜県産豚肉など、食材の持ち味が染み入るキーマカレーはジューシーで濃厚。

「まさかトマトの中からカレーが溢れ出すなんて！　ビジュアルも味もほかのカレーを凌駕しています」（29歳・ライター）

一カ屋

所在地　加茂郡白川町赤河1037-16
電話番号　0574-73-1037（9:00～17:00）
営業時間　8:00～17:00
定休日　水曜
https://www.ichirikiya.jp/
※通販可

◆静岡県の手みやげ

熱海さとり本店「さとりサンド」

　静岡県産抹茶を独自にブレンドしたお茶、さとりの色、香り、旨みを大切にしてつくる、手のひらサイズのスフレサンド。

「口に入れた瞬間、すーっと溶けていくやわらかさ。スフレに挟まれた、ホワホワの抹茶ホイップの中の甘いあんこがいいアクセントに」（42歳・販売員）

熱海さとり本店

所在地　熱海市銀座町10-16
電話番号　0557-29-6295
営業時間　10:30～17:30
定休日　不定休
https://www.atami-satori.com/index.html
※通販不可

浜松謹製餃子専門店たつはん「たつはん冷凍餃子」

　今はなき名店かんべゑの味を受け継ぐ。もっちりの皮、野菜多めの餡もすべて手づくり。

「大ぶりで餡がぎっしりで食べ応えがある。ニンニクの程よい香ばしさ、ショウガのさわやかさが、次の一個を促し続けます。まずは何も付けずに食べてみてほしい」（31歳・医療事務）

浜松謹製餃子専門店たつはん

所在地　浜松市中央区雄踏1-25-6
電話番号　053-424-5230
営業時間　10:00～17:00
定休日　土、日曜・祝日
https://www.tatsuhan.jp/
※通販可

かねはち「4缶ボックスセット【オイルサバディン】」

　地元で水揚げされた新鮮なサバを燻製に。コットンシードオイル、ナチュラル、ブラックペッパー、ガーリックのセット。

「ごちそう感のある贅沢なサバ缶。そのままでも料理に合わせても。オイルも残さずいただきます」（38歳・自営業）

かねはち

所在地　沼津市千本港町109
電話番号　055-952-0001（9:00～17:00 ※土日祝を除く）
営業時間　11:00～16:00、土、日曜・祝日～17:00
定休日　無休
https://www.kanehachi51.co.jp/
※通販可

◆愛知県の手みやげ

焼き菓子専門店 Buttery「バタリークッキー」

　バター、小麦粉、卵など、使う素材はあえてシンプルに。バターのコクと甘さのバランスが秀逸で、一枚で素材の豊かな風味が口いっぱいに広がる。

「誰もが認める素敵すぎるデザインのオリジナル缶に、びっしりと敷き詰められたバタークッキーは見ものです」（48歳・会計士）

焼き菓子専門店 Buttery

所在地　名古屋市西区名駅2-23-14 1F
電話番号　052-564-3553
営業時間　10:30～18:30
定休日　火曜
https://www.buttery.jp/
※通販可

元祖鯱もなか本店「鯱も、一息。」

　看板商品の元祖鯱もなかの最中皮に、フィナンシェを合わせている。パッケージのイラストは、名古屋出身のイラストレーター河野ルルさんが手がけたもの。

「出張先で見つけました。金のしゃちほこ形がかわいくて、名古屋らしいおみやげだと思います」（44歳・秘書）

元祖鯱もなか本店

所在地　名古屋市中区松原2-4-8
電話番号　052-321-1173
営業時間　9:00～17:30、日曜、祝日～17:00
定休日　不定休
https://shachimonaka.com/
※通販可

大和屋守口漬総本家「守口漬生ふりかけ」

　木曽川河畔で収穫される守口大根を、職人が手間と長い時間をかけて、味も見た目も完璧な漬物に仕上げる。

「“漬物の宝石”と呼ばれている守口漬。食べやすいように細かく刻まれていて、使いやすいように小分けになっています」（37歳・薬剤師）

大和屋守口漬総本家

所在地　名古屋市中区栄3-15-1
電話番号　052-251-0431（9:00～18:00 ※日曜・祝日を除く）
営業時間　10:00～18:00
定休日　無休
https://www.moriguchizuke.co.jp/
※通販可

※掲載のデータは2024年11月現在のものです。
※データに記載の電話番号は問い合わせ用です。店舗の連絡先とは別の場合があります。
※営業時間などが変動する場合があります。事前に各店へご確認ください。
※無休と表示してある場合も、臨時休業や年末年始などは休みのこともあります。

　続きは「CREA」2025年冬号でお読みいただけます。

文＝新居鮎美、百瀬恵、齊藤栞、伊藤綾乃（Five Star Corporation）
写真＝釜谷洋史、平松市聖

外部リンク