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【ロボス・レイル】南アフリカの大自然のスケールを体感する豪華寝台列車の旅

CREA WEB / 2025年1月13日 11時0分

 イギリスで花開いた豪華絢爛なクルーズトレインは一大ブームを作り今も変わらず人々を魅了している。

 南アフリカでのサファリツアー付きやパリとベニスを繋ぐ王道ルート、ホテルとセットになった新スタイルも登場。

 飛行機を使えば短時間で行ける場所へ、時間をかけて向かうロマンに溢れたトレインジャーニーに出かけよう。

 広大なサバンナや砂漠地帯への旅行も、快適な豪華寝台車で。雑事はすべて忘れて、心ゆくまで自然観察に没入できる。


アフリカの大地を駆る豪華寝台車の旅

◆Rovos Rail(ロボス・レイル[アフリカン・コラージュ])/南アフリカ


【12泊13日のルート】Cape Town > Prince Albert > Oudtshoorm > Port Elizabeth > Bloemfontein > Kroonstad > Durban > Hluhluwe>eSwatini > Pretoria。

 1985年、南アフリカの実業家、ロハン・フォス氏が、数台の客車を「家族用のキャラバンとして」鉄道オークションで購入したことをきっかけに、押しも押されもせぬ世界の一大豪華寝台列車へと発展したロボス・レイル。


ダークグリーンを基調としたクラシカルな外観。©Rovos Rail Tours

 南アフリカを中心に、ジンバブエのヴィクトリアン・フォールズやナミビアの砂漠地帯など、広大な自然を満喫できる様々なルートを展開している。


フルフルウェの動物保護区にはシロサイが生息している。©Rovos Rail Tours

 例えば、プレトリアとケープタウン間を行く12泊の「アフリカン・コラージュ」ツアーには、クルーガー国立公園でのサファリツアーや、動物保護区であるフルフルウェでの野生動物の観察などが含まれている。


車両の半分を贅沢に使ったロイヤルスイートのダブルベッド。©Rovos Rail Tours

 移動中は、往年の様式で美しく設えられたラウンジやダイニングカー、展望車両などで、同乗の旅行者たちと流れる景色に酔いしれるもよし、シャワー付きの客室で午睡を楽しむもよし。

 12泊という長い旅程を通して、贅沢な時間が約束されている。


ロイヤルスイートのバスルームには、ヴィクトリア様式のバスタブも用意されている。©Rovos Rail Tours

Rovos Rail(ロボス・レイル[アフリカン・コラージュ])

内容 豪華寝台車で南アフリカのケープタウン-プレトリア間を12泊で巡るツアー。ゴルフオプションなどが用意されている。 
料金(1室) 150,000ランド~(2025年)、180,000ランド~(2026年)(2名利用の場合の1名料金)
運行日 2025年11月5日(水)~17日(月)ほか
Rovos Rail Steven Jin
電話番号 +27 12 315 8242
https://rovos.com/journeys/african-collage/

文=安田和代(KRess Europe)

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