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北朝鮮で最高人民会議開催…金正恩氏は出席せず

デイリーNKジャパン / 2025年1月24日 16時30分

北朝鮮で最高人民会議第14期第12回会議が開催された(2025年1月24日付労働新聞)

北朝鮮で国会にあたる最高人民会議第14期第12回会議が1月22、23の両日、平壌の万寿台議事堂で行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩氏は出席しなかった。同通信は今会議について、「朝鮮労働党創立80周年と祖国解放80周年に当たる2025年を第8回党大会の決定を完結し、より高い発展段階への新たな局面を開く驚異的な年、偉大な転換の年として輝かすための果敢な総進軍に奮い立った歴史的な時期に招集された」と伝えた。

会議には、最高人民会議代議員と朝鮮労働党中央委員会、政府、地方の活動からが出席した。朴泰成(パク・テソン)内閣総理(労働党政治局常務委員)と崔龍海(チェ・リョンヘ)国務委員会第1副委員長(最高人民会議常任委員長、労働党政治局常務委員)らが幹部席に着いた。

会議では、(1)朝鮮民主主義人民共和国内閣の2024年の活動状況と2025年の課題について(2)朝鮮民主主義人民共和国の2024年の国家予算執行の決算と2025年の国家予算について(3)朝鮮民主主義人民共和国建材工業法を審議、採択することについて(4)朝鮮民主主義人民共和国浅海養殖法を審議、採択することについて(5)朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所の2024年の活動状況について(6)朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法の一部の条文を修正することについて(7)組織問題――などの議題が上程され議論された。

朴泰成内閣総理が第1の議題に対する報告を行い、「党の経済政策を貫徹するための活動を策定、指揮する過程に収めた成果と経験、一連の偏向について深く分析、総括され、5カ年計画遂行の最後の年である今年に必ず達成すべき部門別課題」を具体的に示したが、議案は全会一致で採択された。

つづけて第2の議案から第6の議案が討議され、全て全会一致で採択された。

第7の議題では、最高人民会議常任委員会の委員を召還、補欠選挙した。

最高人民会議の朴仁哲(パク・インチョル)議長が、閉会の辞を述べた。

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