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積水ハウス、家がまた誰かの家に生まれ変わる「循環する家(House to House)」 2050年までの実現へ向けた具体的なアクションを住宅業界ではじめて宣言

Digital PR Platform / 2024年12月4日 14時37分

■「House to House」の2050年までの実現へ向けて
 リサイクル部材(リユース、リニューアブル等を含む)*2だけで構成された住宅商品の提供と、その持続可能な資源利用を目指し、サプライヤー様や大学などと共に、下記取り組みなどを始めております。

【新たなリサイクル部材開発のヒントとなる当社のノウハウをサプライヤー様に共有】
 当社は独自の資源循環システムである「積水ハウスゼロエミッションシステム*3」により、新築施工およびアフターメンテナンスと改修時に排出される廃棄物を全国 21 箇所(2024年12月4日現在)ある自社施設「資源循環センター」に回収して全てリサイクルしております。このノウハウについて説明会*4や施設見学などを通じてサプライヤー様と共有し、建設現場での廃棄状況を把握することから課題を見つけるなど、資源循環に繋がるヒントとなっています。
 上記などを通じて、10社以上のサプライヤー様と、建材の開発や改善等の具体的な検討を行っており、「株式会社ブリヂストン」*5や「大建工業株式会社」では既に実際の運用が始まっています。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2677/100388/700_198_20241204095217674fa7c11bc90.jpg




【主に現状分析を目的とした、東京大学 清家剛 教授との共同研究】
 「House to House」の実現に向けては、素材ごとの再利用状況や商品のリサイクル性に対するサプライヤー様の取り組みなど、現状分析が重要と考えております。
 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 清家剛 教授は建築生産と環境について考える立場から、改修・解体技術やリサイクル技術、また環境に配慮するための設計・生産段階の意思決定プロセス等を研究されており、さまざまな知見がございます。
 お互いの知見を活かした共同研究によって、「House to House」の実現に向けた現状分析を進めます。
・研究名称:「住宅分野におけるサーキュラーエコノミー移行に関する研究」

*1 当社工場出荷部材明細における品名単位(副資材を含む)で数量を合計。軽量鉄骨戸建て住宅2階建て(延床面積162㎡)の場合。
*2 リサイクル部材: 主要な構成材料にリサイクル原材料を含む部材。リサイクルの方法はクローズドループリサイクル、水平リサイクルに限定しない。
リユース部材:リユースを前提とした部材。
リニューアブル部材:主要な構成材料にバイオマスなど再生可能資源由来の原材料を含む部材。
*3 積水ハウスの施工現場で発生する廃棄物を広域認定制度に基づき自社施設「資源循環センター」に回収して分別したのち、100%リサイクルする仕組み。“ゼロエミッション”は産業廃棄物の単純焼却と埋め立て処分ゼロを内容としています。
*4 2023年12月、取引のあるサプライヤー様220社を対象に説明会を行いました。説明会の場では、「House to House」へ95%の共感、半数以上から連携希望の声が上がりました。
*5 ブリヂストンとの取り組みに関する共同リリース:https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2024/20241128_1/

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