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世界初、IOWN APNによる生放送の音声リモートプロダクションを実現 ~IOWN APNを年末音楽番組の「輝く!日本レコード大賞」で活用~

Digital PR Platform / 2025年1月6日 15時6分

世界初、IOWN APNによる生放送の音声リモートプロダクションを実現
 ~IOWN APNを年末音楽番組の「輝く!日本レコード大賞」で活用~

発表のポイント:

IOWN APNを用いた生放送の音楽番組における音声のリモートプロダクションを地上波で初めて成功
放送各社がめざす規模や距離にとらわれない音声リモートプロダクションを、民放キー局であるTBSの赤坂スタジオサブと新国立劇場を接続して実現

 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)と東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:澁谷 直樹、以下「NTT東日本」)と株式会社TBSテレビ(本社:東京都港区、代表取締役社長:龍宝 正峰、以下「TBS」 )は、映像・音声プロダクションの効率化と高度化に向けて、制作拠点と撮影現場をIOWNオールフォトニクス・ネットワーク(以下、「APN」)(※1)(※2)で接続するリモートプロダクションの地上波生放送音楽番組における活用に成功しました。

1.背景
 映像制作において、撮影現場と制作拠点をネットワークで接続し制作を行う手法であるリモートプロダクションなどの映像・音声プロダクションDXは、中継車で多くの機器を現地に用意し、多くのスタッフを現地に派遣する必要があるという業務効率化の課題、さらには人口減少による映像・音声系技術者数の不足といった社会課題の解決にも寄与することが期待されており、実現に向け、映像・音声制作装置や技術の標準化や集約化が進んでいます。

 また、スタジアムや劇場で実施する大規模なイベントにおいては、中継車や制作スタッフを大量に現地に送り込むことが必要であり、そのコスト抑制と高品質な制作を行う制作環境の確保が課題となっていました。

2.取り組みの概要
 本取り組みでは、TBSの赤坂スタジオサブ(東京都港区)と生放送の音楽番組を実施している新国立劇場(東京都新宿区)を、大容量・低遅延・ゆらぎなしの特徴を持つAPNで接続しました。TBSの赤坂スタジオサブに配備されたミキサーなどの音声機器に、APNで接続することで、音声リモートプロダクションを実現し、現地制作スタッフの人数低減に繋げました。

 APNはNTT東日本のAll-Photonics Connect powered by IOWN(※3)を用いて構成し、IP-GWなどの映像系のネットワーク装置はソニーマーケティング株式会社より提供いただきました。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2341/101826/700_317_20250106112723677b3f8b5c2e8.JPG

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