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【昭和大学・国立科学博物館】太平洋のハゲナマコから4新種候補を含む10種を発見! 〜世界各国の博物館標本の遺伝子解析から多様性を明らかに~

Digital PR Platform / 2025年1月8日 14時5分


・ゲノム全体の一塩基多型情報: 一塩基多型とは DNA塩基配列の中で1塩基のみ置き換わった変異であり、一般的に近縁種内の個体間の比較を目的に用いられています。生物1個体の全DNA配列情報であるゲノムの全体から一塩基多型を偏りなく決定・比較する遺伝子解析手法であり、生物個体間のゲノム全体の情報を要約した類縁性や系統関係を効率的に明らかにできる手法です。MIG-seq法はそのようなゲノム全体の一塩基多型を決定する手法のひとつです。


5.発表論文
・タイトル: COI遺伝子と全ゲノム一塩基多型情報をもとにした深海性ナマコ類ハゲナマコ属の系統分類学的再検討(Molecular phylogenetic reevaluation of deep-sea holothuroid genus Pannychia based on COI gene and genome-wide SNPs data)
・著者: 小川 晟人、蛭田 眞平、Antonina Kremenetskaia、Nicola Davey、Melanie Mackenzie、藤原 義弘、藤田 敏彦
・掲載誌: Marine Biology
・掲載日: 2024年12月24日
・DOI: 10.1007/s00227-024-04570-8

 本研究の一部は、日本学術振興会 科学研究費助成事業(JP19H00999)、公益財団法人水産無脊椎動物研究所(No.2017 IKU-4)、文部科学省 東北マリンサイエンス拠点形成事業 海洋生態系の調査研究(JPMXD1111105260)、ロシア連邦科学高等教育省(No.FMWE-2024-0022)および国立科学博物館 総合研究 極限環境の科学の支援のもとで行われました。





▼本件に関する問い合わせ先
 昭和大学 富士山麓自然・生物研究所
 准教授 蛭田 眞平 (ひるた しんぺい)
 E-mail: hiruta@cas.showa-u.ac.jp

 独立行政法人国立科学博物館 分子生物多様性研究資料センター
 特定非常勤研究員 小川 晟人 (おがわ あきと)
 E-mail: namakogawa@kahaku.go.jp

 独立行政法人国立科学博物館 動物研究部
 研究部長 藤田 敏彦(ふじた としひこ)
 E-mail: fujita@kahaku.go.jp

▼本件リリース元
 学校法人 昭和大学 総務部 総務課 大学広報係
 TEL: 03-3784-8059
 E-mail: press@ofc.showa-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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