1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

崇城大学の甲野善一郎教授と3年生の倉橋功さんがデザイン学科から初のパリコレ参加 ― 株式会社ラブリントンに協力、提供写真がモード系和装となりランウェイへ

Digital PR Platform / 2025年1月27日 14時5分

崇城大学の甲野善一郎教授と3年生の倉橋功さんがデザイン学科から初のパリコレ参加 ― 株式会社ラブリントンに協力、提供写真がモード系和装となりランウェイへ



崇城大学(熊本市西区)芸術学部デザイン学科の甲野善一郎教授と同学科3年生の倉橋功さんが、3月3日(月)にフランス・パリの「パリファッションウィーク」期間中に開かれるファッションショー「マイスタイルイベント」に参加する。これは、株式会社ラブリントン(旧・堤写真館/熊本市中央区)からの依頼によるもので、同社がデザイン・制作するコスチュームに写真作品を提供。ファッションショーでは事前準備や撮影なども行う。デザイン学科がパリでのファッションショー(通称パリコレ)に参加するのは初で、今までにない革新的なモード系和装が誕生した。





 1938(昭和13)年に創業した株式会社堤写真館は、2025年に株式会社ラブリントンへと社名を変更。ファッションブランドを立ち上げた同社では、ファッションショーへの参加にあたって、写真表現やメディアデザインなどを専門とし、写真家としても活動している甲野善一郎教授に、共同プロジェクトとして作品提供などを依頼した。
 創業以来、熊本の人々の記念写真を撮影し、ハレの日の衣装にも携わってきた同社は、写真と着物(和服)を掛け合わせた衣装の作成を希望。また、もっと気軽におしゃれに、日常的に羽織れるファッションとしての着物を提案したいという趣旨の取り組みでもあった。

 依頼を受け、甲野研究室のゼミ生が各1枚ずつ写真を提出。倉橋さんによる「滝の流れ」が採用され、甲野教授の写真とあわせて2作品が反物に転写された。
 伝統を超え未来を創る新たな試みとして、今までにない革新的なモード系和装が誕生した。


■作品コンセプト
○熊本県阿蘇郡南小国町の杉林を撮影した写真作品 甲野善一郎(芸術学部デザイン学科教授)
 2022年8月に東京六本木のストライプハウスギャラリーで開催した展覧会「うつすかたち」で発表した、時間の世界の情景の中の1作品「小国杉」。作品のコンセプトは、増え続けるシカによる環境問題への警鐘です。
 シカの増加は、農林業や自然環境に深刻な被害を与えています。樹皮を食べられた木々が枯れ、森林が衰退することで、そこに生息する多くの動植物に影響を及ぼしています。シカの増加を抑えるため、駆除や防護柵の設置などの対策が進められていますが、シカの食物資源が十分にある環境下では、個体数がすぐに回復してしまい、効果を上げづらいという現実があります。そんな問題を写真により考えるきっかけになってくれればと思っています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください