1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

共栄大学が第8回 共栄シンポジウムを実施 ― 社会理解・自己理解を深め、学生の視野と可能性を広げるキャリア教育

Digital PR Platform / 2025年2月4日 8時5分



 続いて行われたパネルディスカッションでは、国際経営学部の林雅子教授がモデレーターを務めた。SDGsに掲げる開発課題について学ぶ代表学生3名がパネリストとなり、学生らは「環境問題に関する教育はどの段階から始めるべきか?」「持続可能な未来を実現するために、私たちがまず取り組むべき課題は何か?」といった質問を投げかけた。それに対して高森氏からは「環境問題に関する教育は早ければ早いほど良い」「食べ残しをしない、過剰包装をしない等、小さなことから取り組めば良い」などの意見をいただき、一人ひとりの小さな行動が、循環型社会の構築に向けた大きな一歩となることを理解する貴重な時間となった。
 最後に、多岐にわたるキャリアを積んだうえで現在のポストに就いた高森氏が自身の仕事観について語った。「情報を集める」「飛び込んでみる」「好奇心を持つ」という高森氏の仕事観は、学生が今後の自身のキャリアを考える上で、とても示唆に富むものであった。

【第2部】
 続いて、両学部の1年生を対象として第2部を実施。NPO法人若者就職支援協会の創業者であり、黒沢社会保険労務士事務所の所長を務める黒沢一樹氏を招き、「苦手を強みにネガポジ思考」をテーマに、講演およびワークショップを行った。
 黒沢氏は「ネガポジ先生」として知られるキャリア・コンサルタントでもあり、これまでのさまざまな経験をもとに自ら編み出した「ネガポジ・メソッド」をカウンセリングやキャリア教育に応用している。
 黒沢氏はまず、独自の「ネガポジ思考」についてレクチャー。黒沢氏のメソッドによるネガポジの定義とは、「ネガティブな事象からポジティブな事象を見つけるための思考法」「反対側や少数側から物事を考え、多面的な視点を持つための思考法」の2つを指す。ネガティブワードをポジティブワードに置き換えるという「思考の柔軟化」が、短所から長所への置き換えや、新たな強みの発見に繋がるというものであり、今後、学生が自身のキャリアを考える上でも重要な思考法にもなる。

 続いてこの「ネガポジ思考」を実践するべく、同大創設以来初めての試みとなる「国際経営学部・教育学部合同のワークショップ」に取り組んだ。性別やコース等が異なる学生をはじめ、体育会の学生、留学生等を交えて、意図的にほぼ初対面となるようにチーム分けを実施。これまで関わりの少なかった学生らが5名程度のチームに分かれ、ワークショップを通して多様性を受容し合い、自己理解を深めていった。
 ワークショップは、事前課題として各学生が考えていた「自分のネガティブな側面」をもとにグループ内で自己紹介。聞き手が「そのネガティブな側面をポジティブな表現に変換してあげる」という流れで行われた。
 黒沢氏の「ネガポジ思考」は1年生にとって、今後の学生生活にはもちろん、日常生活においても大切な視点であり、学部を超えて共通に学んでいくべきものであるといえる。今まで見えない大きな壁であったものを超えて、笑顔で相互理解を深めている学生の姿が印象深かった。

 「共栄シンポジウム」では、学生らの関心を高め、将来の自身のキャリアに対して早期から主体的に考える機会となるよう、常に学生目線を大事にしたプログラムを展開してきた。
 同大は今後も学生の視点を大切にしながら、教職員一丸となって"学ぶ"と"働く"をつなぐキャリア教育の充実を図っていく。


◆関連サイト
・共栄大学: https://www.kyoei.ac.jp/



▼本件に関するお問い合わせ先
 共栄大学 学生支援部就職課
 TEL:048-755-2955(直通)
 FAX:048-761-0569
 E-mail:shushoku@kyoei.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください