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疲れるのは夏だけじゃない!? 冬の疲れの原因と乗り切るための疲れ対策とは?

Digital PR Platform / 2025年2月6日 13時0分

(1) Eur J Appl Physiol. 2023;123(10):2167-2177.
(2) 日本家政学会誌. 2023;74(9):539-548.
(3) Physiol Behav. 2015;149:29-34. 気温だけじゃない!疲労対策には栄養摂取が重要!

本調査では疲労の原因として栄養不足を挙げていた方は多くありませんでしたが、栄養不足も疲労の原因となります。そこで今回は疲労対策におすすめの栄養素についてご紹介します。

①マグネシウム
マグネシウムは、体を健康に保つために必要な栄養素であり、骨の形成やエネルギー産生に関係しています。その他にも、マグネシウム摂取量が多い人ほど睡眠の質が高いことが報告されています(4)。普段の食生活で不足することはほとんどありませんが、高齢者では食事量の減少などが原因で欠乏する可能性があります(5)。

②グリシン
グリシンはアミノ酸の一種であり、生体内における様々な機能に関与しています。疲労の原因の一つとして酸化ストレスが知られていますが、グリシンは抗酸化作用を持つグルタチオンの合成に必要です。さらに、睡眠の質や翌日の疲労感、日中の眠気を改善することが報告されています(6)。

③タウリン
タウリンは抗酸化作用を発揮する非タンパク質性のアミノ酸の一種で、疲労回復効果が広く知られています。さらに、タウリンが睡眠を調節する因子の発現異常を抑制するということが報告されています(「タウリンやグリシン、生薬シゴカの成分に疲労回復や睡眠の質改善につながる作用を発見!」)。年齢とともに血中のタウリン濃度は低下するため(7)、日ごろから積極的に摂取したい栄養素です。

④ビタミンD
ビタミンDは、骨や免疫機能への作用でよく知られていますが、睡眠の質を改善する効果も報告されています(8)。ビタミンDは、キノコや魚などの食品に含まれるほか、日光浴によって皮膚でも生成されます。厚生労働省は、冬など紫外線を浴びる機会が少ない時には、食事からのビタミンD摂取量を増やすことも重要だとしています(9)。

(4) Sleep. 2022;45(4):zsab276.
(5) 日腎薬誌. 2013;2(1): 3-9.
(6) ファルマシア. 2016;52(6):530-533.
(7) Science. 2023;380(6649):eabn9257.
(8) Nutr Neurosci. 2018;21(7):511-519.
(9) 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」

■まとめ
 夏だけではなく冬も疲労が蓄積しやすい季節です。防寒やバランスの良い栄養摂取を心掛け、疲労やそれに伴う不調へ対策しましょう。



本件に関するお問合わせ先
大正製薬株式会社 メディア推進部 03-6382-7304
 梶田 寛文  h-kajita@taisho.co.jp


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