HAPSを介した携帯端末向け直接通信システムの早期実用化に向けた開発の加速と実用化後の利用拡大を見据えた高速大容量化技術の研究開発を開始
Digital PR Platform / 2023年12月7日 15時8分
■ドコモ
「5G Evolution and 6G」に向けて、HAPSを含むNTNで移動通信事業のカバレッジを空・海・宇宙へ拡張することを目的に本開発を推進する。本開発では、主としてサービスリンクの高効率化/大容量化を実現する携帯事業者向けの地上設備及びHAPS搭載型の基地局開発などを行う。
■NTT
本開発では、主としてHAPSのフィーダリンクにおけるサービス品質の向上のための制御技術(サイトダイバーシチや送信電力制御など)を確立する。Beyond 5G時代のIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)戦略として宇宙空間のICTインフラ基盤の実現に向けて、地上網と統合したNTNの技術を確立し、付加価値を提供することで社会に貢献する。
■スカパーJSAT
本開発では、主としてフィーダリンクの代替方式(衛星バックホール、地上GWのマルチ接続による接続率向上など)について開発を行う。Beyond 5G時代の宇宙事業戦略として衛星とHAPSを一体としたネットワークを地上系の複数ネットワークと繋げて、様々な付加価値を提供するNTN事業をめざす。
今後も4社は、本開発を通じてHAPSによる成層圏からの通信サービスの品質向上、および柔軟かつ高効率なHAPS通信サービスの運用を可能とする開発を推進し、Beyond 5G時代における空・海・宇宙などあらゆる場所への「超カバレッジ拡張」を実現する宇宙RANの開発に取り組んでまいります。
なお、本開発の取り組みは、2024 年1 月17 日(水)からドコモが開催する
「docomo Open Houseʼ24」へ出展します。
https://docomo-openhouse24.smktg.jp/public/application/add/32
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2341/80386/700_374_2023120710464765712407c756e.JPG
<用語解説>
※1 HAPS: High-Altitude Platform Stationの略称。地上約20km上空の成層圏を数日〜数か月の長期間に渡って無着陸で飛行できる無人飛行体を指します。機体には中継器などを搭載し、直径100~200km程度のエリア化が可能となり(機体設計により変動)、従来エリア化が困難であった空、海上をはじめ、採算性の観点からエリア化されていなかった過疎・中山間地域なども対象とすることが検討されています。
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