神奈川県の小中高校生が環境問題を解決!?環境アイデアコンテストを初開催!
Digital PR Platform / 2024年1月18日 10時38分
神奈川県の小中高校生が環境問題を解決!?
環境アイデアコンテストを初開催!
独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)は、神奈川県内の小中高生16名による環境課題を解決するためのアイデアコンテストを1月5日にJICA横浜で初開催しました。
このコンテストは、日本の子どもたちが世界の環境問題改善のアイデアや取り組みを自ら考え、開発途上国の環境課題解決や生活改善を行うことを目的として2023年に開始した「JICA環境KIDSエキスパート事業」の取り組みの一環として行われました。子供たちが持つ創造力、発信力、共感力を伸ばし、それを国際協力の世界に活用していくことが出来るのではないか。そんな想いから事業に取り組んでいます。
JICA横浜教師海外研修OB/OG会「Asante!」の協力のもと集まった16名の小中高生は、2023年9月以来、全3回のワークショップを通してドミニカ共和国でのサルガッサム問題(※海藻の異常発生/漂着問題、詳細は下記参照)やごみ問題について学んできました。今回のアイデアコンテストはその集大成です。子どもたちがディスカッションし真剣に考えた問題解決、改善のアイデアには、柔軟で斬新な発想によるものや、大人が思いつかないような提案もあり、審査も難航しましたが、創造性、実現性、内心力、プレゼンテーションの観点で秀逸なアイデアを出した4名が優秀賞を受賞しました。
※サルガッサム問題:サルガッサムという海藻の異常発生/漂着により、カリブ海沿いの国で観光や漁業に影響が出ている問題。河川からの栄養豊富な水の流出や、温暖化に伴う海水温の上昇が原因ではと言われているが、正確なことは分かっていない。ホンダワラ科の海藻で、ヒジキの仲間とされ、気泡を有しており、浮いたまま繁殖する。魚やウミガメ、カニやエビが産卵したり、棲み処にしたりする。
受賞者とアイデアは以下のとおりです。
府川佳太さん(小5):
サルガッサムをアート作品に加工し、収益をサルガッサム回収費用に充てる
大杉侑羽さん(中1):
廃棄物問題を身近に考えられるイベントや廃棄物埋立地見学ツアーの企画
村上貴亮さん(中2):
産業廃棄物処理改善に向けて企業と協働でデジタル技術も活用したごみのポイント制度
渡邊太樹さん(中2):
サルガッサムを肥料やバイオマス燃料にして第二次産業の活性化やエネルギー問題解決につなげる
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2332/81943/700_525_2024011810162165a87be525027.jpeg
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