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緑茶成分の加齢性難聴に対する有効性に関する産学共同研究

Digital PR Platform / 2024年1月22日 14時0分

註)*1: 日本老年医学会 49(2) 222-227 *2: Lancet 390(10113) 2673-2734 *3: Stem Cell Res. 2023 Mar:67:103017. *4: 国際特許取得(WO2023033149)*5: Otology Japan 31(4) 425-434 *6: 伊藤園グループ動物実験方針(https://www.itoen.co.jp/company/policy/animal/



北里大学医学部 教授 藤岡正人からのコメント:
時間をかけて進行する加齢性難聴という健康課題に、日本人に馴染みの深い「お茶」でアプローチすることは、リスク・ベネフィット・コストの観点からも現実味があると考えております。iPS細胞というと再生医療や創薬のイメージを持つかもしれませんが、この技術は多くの分野へ応用が可能です。当研究室では、学祖北里柴三郎博士の実学の精神にならい、サイエンスのチカラを社会に還元し、人々の健康と福祉に寄与することを目指しています。この度の伊藤園様との産学協業を楽しみにしています。

株式会社伊藤園 中央研究所長 瀧原孝宣からのコメント:
加齢性難聴は誰にでも起こり得る疾患で、日常生活だけでなくウェルビーイングにまで影響を及ぼさないか懸念されています。近年、「お茶」の健康的価値が注目されるようになりましたが、加齢性難聴への影響は明らかではないことから、この課題に対して北里大学様と共にiPS細胞を用いた研究から取り組み、研究の進展により高齢者の健康不安の軽減に繋がることを期待します。当社は、お茶によりウェルビーイングな生活をもたらす「お茶のある暮らし」の実現を目指してまいります。


用語解説
●iPS細胞
iPS細胞 (Induced Pluripotent Stem Cell) は、人工多能性幹細胞とも呼ばれ、体細胞に初期化因子を導入することで作られる細胞で、様々な細胞に分化する能力と無限に増殖する能力を持ち、再生医療への応用や新薬開発に役立てられている。

●機能性表示食品
科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、事業者の責任で消費者庁に届けられた食品。機能性を表示することができる食品は2015年までは栄養機能食品に限られていたが、機能性をわかりやすく表示した商品の選択肢を増やし、消費者が商品の正しい情報を得て選択できるように始まった制度。

●特定保健用食品
体の生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含み、その摂取により、特定の保険の目的が期待できる旨の表示(保険の用途の表示)をする食品で、有効性や安全性について国が審議を行い、消費者庁によって許可が与えられる。

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