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世界初 CA機能付き二温度帯コンテナを海上輸送で利用

Digital PR Platform / 2024年2月2日 11時10分

世界初 CA機能付き二温度帯コンテナを海上輸送で利用

低コスト、高鮮度、CO2やフードロス削減を実現 「PPIH」「ONE」「NAX JAPAN」3社 海上トライアル輸送を開始

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下PPIH)、オーシャン ネットワーク エクスプレス (以下ONE)、NAX JAPAN株式会社(以下NAX)の3社は、二温度帯対応CA(Controlled Atmosphere)コンテナの海上トライアル輸送を共同で開始いたしました。本コンテナの海上輸送利用は世界初で、生鮮を含む食品・非食品問わず少量多品種の同時輸送による輸送効率向上・コスト削減をはじめ、CO2排出量削減、在庫リスク軽減によるフードロス削減などが期待される技術です。

[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2034/82735/400_239_2024020209593865bc3e7a12697.jpg

輸送コストやフードロス削減も
PPIHでは現在、アジアにて日本製品や日本産品を提供するジャパンブランド・スペシャリティストア「DON DON DONKI」を展開し、ローカルのお客様よりご好評をいただいています。各店舗では、日本の青果や海産物など、生鮮食品の人気が高い一方で、タイやマレーシアなど店舗数の少ない国への輸送は少荷量のうえ、適正温度の異なる商品は別々のコンテナで輸送する必要もあり、コンテナ内が埋まらない状態でも複数のコンテナで輸送するため輸送コストが高くなる点が課題でした。さらに、積載効率を上げようと、多くの商品を積載することで、店舗に届く在庫量が過剰になり、店頭に並ぶ前に品質低下による廃棄になるリスクもありました。
本コンテナでは、庫内を間仕切りで2つに分けることで、適正温度の異なる品目の混載が可能になり、積載効率の向上によるコストの低減や在庫ロス削減(フードロス削減)、コンテナ本数削減による減便でのCO2排出量削減も期待されます。

鮮度維持により、高品質の商品提供へ
通常、日本からアジア各国への海上輸送にはおよそ10~15日を要し、さらに税関検査などでも時間を費やします。この間、輸送コンテナ庫内で青果の鮮度を維持することが難しく、店舗に並ぶ前に販売できる状態ではなくなったり、店舗で販売できる期間が大幅に短くなったりするリスクがあります。
本コンテナでは、CA機能や温度調節により、長期間の輸送でも食品鮮度の維持が可能になり、輸送事情に左右されず、店舗まで高品質な商品を届けることができるようになります。

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