ESG四半期レポート:2023年第4四半期
Digital PR Platform / 2024年2月5日 13時9分
シュローダーでは、企業とのエンゲージメントや実態調査など、サステナビリティへの取り組みを掲載したサステナブル・インベストメント・レポートを四半期毎に作成しています。本レポートでは、2023年第4四半期のサステナブル・インベストメント・レポートを構成する内容の一部をご紹介します。今回のテーマは、再生可能エネルギーへの投資における責任あるスチュワードシップ、インフラ・デットにおけるサステナビリティデータの報告の改善への取り組みについてです。
リスク管理を超えて:責任あるスチュワードシップがインフラの価値を創造する方法
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Isobel Lewis-Jarvis
ESGスペシャリスト
再生可能エネルギーセクターへの投資家として、私たちには業界全体のサステナビリティ慣行を改善するために積極的な役割を果たす責任があります。
再生可能エネルギー分野の長期投資家として、私たちは、私たちが管理する投資案件が、太陽光発電、風力発電、エネルギー転換資産に関連する敷地周辺の環境や地域社会にどのような影響を与えるかを積極的に考慮しています。私たちのアクティブ・オーナーシップ・アプローチでは、地域社会やスタッフから投資家、規制当局、業界の専門家に至るまで、すべての主要なステークホルダーと積極的かつ目的意識を持ったコミュニケーションを図り、投資対象がその耐用年数を通じてどのように貢献するかを改善する必要があります。私たちは、バイ・アンド・ホールドで25年以上の寿命を持つ再生可能インフラやエネルギー転換資産に投資しています。このように、私たちの投資は、直接的であれ間接的であれ、資産を取り巻くステークホルダーと地域社会に長期的な価値を提供することを目的としています。
投資に先立ち、社会・環境関連のリスク、影響、機会を確実に把握するために、デューデリジェンスを行います。この段階で、私たちは影響を管理し緩和するための計画を策定するか、あるいは投資を行わないことを決定します。投資を行った後は、規制や計画上の要件の一部として、地域社会や環境関連の責任を含む、私たちの義務を履行するための管理システムが整備されていることを確認します。これは、地域の生息環境や生態系に対する潜在的なリスクや影響を継続的に評価し、それらを防止または軽減することを意味します。生息地管理の取り組み事例としては、生垣や植樹、鳥やコウモリの管理、羊の放牧、野生動物の生育促進等が挙げられます。
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