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2023事業年度:ボッシュ、逆風下でも売上高および業績を拡大

Digital PR Platform / 2024年2月8日 10時0分

モビリティ産業の変革: eモビリティを促進する標準化
ボッシュは自動車業界の変革に対応するため、主力事業の再編を史上最大規模で進めています。集約したモビリティ事業セクターは2024年初頭に始動しました。新しい特徴のひとつが、将来重要となるソフトウェア、半導体、車載コンピュータという3つの分野を水平的に担当することです。ボッシュは未来のモビリティに向け、新興および既存のテクノロジーのさらなる活用により、ビジネスチャンスの最大化を図ります。

たとえば、特に自動運転や電動化をサポートする新しい冗長ブレーキシステムの需要が高まっています。ハルトゥングは、ボッシュが2030年までに同分野で年間10%の成長を目指していると伝えたうえで、「全般的に、ボッシュはブレーキシステム分野において競合他社の2倍の速さで成長しており、ESCの市場規模が縮小する中でも売上高を維持しています」と述べています。 eモビリティに関して、 ハルトゥングは欧州における充電ステーションや手頃な電気自動車の不足を改善するなど、まだやるべきことがたくさんあると考えています。「昨年、中国の自動車輸出台数が60%増となり、改めて考える機会を得ました」と述べました。「中国の自動車メーカーは、電動パワートレインソリューションの標準化を望んでいます。それは、欧州の私たちが逃すわけにはいかないスケールメリットが生まれます」

2023年の業績状況:モビリティ事業とエネルギー・ビルディングテクノロジー事業が力強い成長を見せる
2023年は、ボッシュの各事業セクターの売上高は複雑な様相を見せました。2023年に563億ユーロの売上高を達成したモビリティ事業は、継続してボッシュの事業セクターで最も好調な売上高を記録しました。前年比7%増、為替調整後で11%増でした。「ボッシュの製品は、既存および新規事業分野の両方で需要があります。これがモビリティ事業セクターの発展を維持するモチベーションを高め、さらなる取り組みが必要となるでしょう」とロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバー兼財務担当取締役であるマルクス・フォーシュナーは述べています。産業機器テクノロジー事業セクターは、75億ユーロの売上高を達成しました。HydraForce社の買収に伴い、前年比8%増、為替調整後では10%の増加でした。消費財事業セクターの売上高は199億ユーロで、前年7%減、為替調整後では1%微減となりました。「消費者の著しい買い控えが、当社の電動工具事業と家電製品事業に大きく影響しました」とフォーシュナーは語りました。エネルギー・ビルディングテクノロジー事業セクターの売上高は、9%増の76 億ユーロと大幅に増加しました。為替調整後では11%増でした。「エネルギー効率の高い再生可能な暖房技術に対する需要の大きさだけではなく、ボッシュグローバルサービスソリューションズ事業部におけるサービス事業の拡大も追い風となりました」とフォーシュナーは述べています。

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