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【東京農業大学】庫本 高志 教授が可能にする“安心安全な牛乳”の国内提供 ~日本A2ミルク協会による「A2ミルク」が、東京農業大学稲花小学校で提供開始~

Digital PR Platform / 2024年2月15日 12時47分

②:牛乳の検査の必要性
牧場では絞られた牛乳は、牛群ごとにバルク乳として保存されています。「A2ミルク」の場合は、搾乳の際にA2A2ホモの牛群を他の牛から厳密に分けておくこと、また、搾った牛乳を他の牛群の牛乳と混ざらないように分けて貯蔵しておくことが求められます。しかし、一般的な牧場では、A1A1牛やA1A2牛が同じ牧場内にいるので、「A2ミルク」として搾った牛乳にA1が混在するリスクが生じます。そこで、消費者に安心して「A2ミルク」を飲んでもらうために、バルク乳に本当にA1が混じっていないかを検査する必要性があります。

■「A2ミルク」に期待されること

「A2ミルク」は「お腹にやさしい」牛乳としてこれまで牛乳が飲めなかった人でも飲める可能性を持っています。また、遺伝子検査と牛乳の検査を行うことで、消費者が安心して飲むことができる牛乳でもあります。これらのことから、「A2ミルク」は一般の牛乳とは異なる「プレミアムミルク」のカテゴリーに区分されると期待しています(図3)。より付加価値を高めるために、オーガニック、遺伝子組み換え飼料の不使用、グラスフェッド、動物福祉、環境などのキーワードを加味した「A2ミルク」の開発が期待されています。このような「A2ミルク」を作ることは、「プレミアム」を超えた「スーパープレミアム」というカテゴリーの創出につながります(図4)。そのため、「A2ミルク」の開発は、新しい牛乳のカテゴリーの創出につながり、酪農家の売上増加に寄与すると期待されています。



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■東京農業大学稲花小学校について
農大稲花小は約130年の歴史を持つ東京農業大学を母体とし2019年に開校されました。東京都世田谷区に位置し東京農業大学および東京農業大学第一高等学校・中等部に隣接しています。名前に用いられた「稲花」は、東京農業大学の「大学の花」でもあります。子どもたちがまるで1本の穂に200粒近い「コメ」を実らせる稲のように、様々な力と可能性を育んでいくことができたらという想いが込められています。「冒険心の育成」を教育理念に掲げ、生き物や食、環境といった身近なテーマを専門的に追究する研究設備を多数備える東京農業大学に隣接する立地を活かした多様な体験型学習を実践し、食育にも力を入れています。

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