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初めてナノイー(帯電微粒子水)技術による花粉アレルギー反応の抑制効果を細胞で実証※1

Digital PR Platform / 2024年2月14日 14時12分

花粉症症状の誘発に関わる免疫細胞に、ナノイー(帯電微粒子水)照射により抗原性が抑制された花粉※2を接触させ、反応を観察

   ①花粉※2に対する樹状細胞の過剰な反応が抑制され、炎症性物質の産生が約70%抑えられた
   ②花粉症発症の原因となる抗体生成を指示するT細胞の増殖活性が約40%抑制された

ナノイー(帯電微粒子水)によるアレルギー反応の抑制が確認され、アレルギー症状の抑制が示唆された
免疫細胞での効果を実証できたのは今回が初めてであり、ナノイー(帯電微粒子水)技術の花粉症対策における有効性が期待される


■実証データ
・検証機関:
麻布大学、ITEA株式会社

・検証対象:
樹状細胞
T細胞

・検証装置:
ナノイー(帯電微粒子水)発生装置

・検証方法:
45Lの試験空間にて、床面から5cmの位置にナノイー(帯電微粒子水)発生装置を設置花粉※2が入ったシャーレを設置し、ナノイー(帯電微粒子水)を所定時間照射後、細胞へ添加、各項目を測定


[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/2607/83287/300_227_2024021411375765cc27851ebf4.png



・検証結果:
花粉※2へナノイー(帯電微粒子水)を照射した結果、樹状細胞では、花粉※2に対する過剰な反応が抑制され、T細胞に花粉の情報を提供する細胞膜抗原の発現と炎症性物質の産生が抑制された。また、T細胞では花粉に対する反応性が低下したことから、ナノイー(帯電微粒子水)によるアレルギー反応の抑制が確認できた。

[画像3]https://user.pr-automation.jp/simg/2607/83287/500_287_2024021411422765cc28932b090.png

[画像4]https://user.pr-automation.jp/simg/2607/83287/500_250_2024021411463165cc29878323c.png

図1 樹状細胞へのCaイオン流入の様子
樹状細胞は花粉※2の接触により、Caイオンを細胞内に取り込む。蛍光強度の測定により添加したCaイオンの取り込みの違いを観察。花粉※2へのナノイー照射により、樹状細胞のCaイオン流入抑制が確認できた。
(a)Caイオンを取り込んだ樹状細胞の割合
(b)細胞内へのCaイオン流入
(c)樹状細胞の蛍光画像(赤:Caイオン流入が起こっている状態、緑:Caイオン流入が起こっていない状態)

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