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メタボリックシンドロームとその予備群への電解水素水の日常的飲用が内臓脂肪の目安となる腹囲を減少させることを発見

Digital PR Platform / 2024年2月16日 14時5分

メタボリックシンドロームとその予備群への電解水素水の日常的飲用が内臓脂肪の目安となる腹囲を減少させることを発見



高知大学医学部、高知県須崎市、日本トリムらの共同研究グループは電解水素水*の日常飲用が、日常的に高強度の身体活動習慣のあるメタボリックシンドロームとその予備群の内臓脂肪の目安となる腹囲を減少させることを発見しました。
それに関する論文を学術誌出版社MDPI(本社:スイス)の専門誌「Antioxidants」に投稿し、2024年1月24日に掲載されました。
*:管理医療機器の整水器から生成される弱アルカリ性で溶存水素(H2)を含む飲料水





■概要
高知県須崎市の「健康をキーワードとした地方創生事業」の一環として、須崎市市民の中のメタボリックシンドロームとその予備群の方で、承諾を得た方のお宅に試験用整水器を設置し、ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験※1として1日あたり1,050mlを目標に毎日電解水素水または浄水を3か月間飲用いただき、その前後で血液検査や生活習慣アンケート等を行いました。本研究では、メタボリックシンドロームまたはその予備群計181名を対象としました。全体的な結果としては電解水素水または浄水の2群の差は認められませんでした。しかし、サブグループ解析では、電解水素水飲用群かつ高強度身体活動量群で、同身体活動量群の浄水飲用群に比べウエスト周囲径の減少に統計学的有意差が認められました。また、有意な差は認められませんでしたが、高強度身体活動量群では、いくつかの良好な結果が認められました。尿中8-OHdG※2、尿中ニトロチロシン※3、HbA1c※4、血糖値は浄水を飲用した群で上昇しましたが、電解水素水飲用群では低下しました。高感度CRP※5の増加は電解水素水飲用群で少なかったです。8-イソプロスタン※6は電解水素水飲用群でより減少しました。これらの結果から、健康な人に比べて活性酸素が多いとされるメタボリックシンドロームやその予備群の中で、電解水素水を摂取し、かつ高強度身体活動量群では、活性酸素の増加が抑制または減少していることが示唆されました。

 ※1 ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験:コンピュータの乱数を使い参加者を2群に無作為に分け、試験参加者も研究者も本物か偽物かどちらを摂取しているか分からない状態で行う試験。作為的に一定条件の被験者が特定の群に偏らないようにするためと暗示効果を取り除き真の効果を評価するためと研究者による評価バイアス(偏見や先入観)を排除するために行われます。最も科学的な臨床試験デザインでエビデンスレベルが高いと認識されています。
 ※2 尿中8-OHdG:体内DNA酸化指標
 ※3 尿中ニトロチロシン:体内タンパク質酸化指標
 ※4 HbA1c:体内糖化ストレス指標
 ※5 高感度CRP:体内炎症指標
 ※6 8-イソプロスタン:体内脂質酸化指標

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