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人が食べることを目的としたロボットを開発 ― 世界初。動くロボットを食べた時の知覚、味覚、および食感を調査 ―

Digital PR Platform / 2024年2月19日 20時5分

(外部資金情報)
 本研究一部は、電気通信大学2022年度研究活性化支援システム(若手外部資金獲得支援)XC2022008(実験結果解析)、JST ムーンショット型研究開発事業 JPMJMS2011(生命感ロボットとしての基盤研究)、および新学術領域研究(研究領域提案型)JP19H05693(システム開発)の支援を受けたものです。

(用語説明)
※1 空気圧駆動の可食ロボット:空気の圧力を利用して動く食べられるロボット。可食素材で内部に空洞のある構造を作り、そこに空気を入れて膨らませることで駆動する。駆動にモータなど食べられない素材を用いないため、可動部を全て食べられる。
※2 リッカート尺度:あるトピックに関する多段階の選択肢を含むアンケートを使用し、回答者が各項目に対してどの程度同意するかを測定するための尺度。この手法は、意見や態度の程度を数値で示すことにより、より詳細な分析を可能にする尺度として利用される。
※3 オノマトペ:音や感覚を表現するための言葉で、特定の音や動作、感触などを模倣した言葉。具体的には、コリコリ、ガブ、ムニャムニャなどを選択肢として用いた。
※4 Human-Edible Robot Interaction(HERI):人と可食ロボットとの相互作用を研究し、議論する学問。可食ロボットを食べる際の人間の心理的反応や認知効果の探求のほか、食べることに対する倫理的、社会的、哲学的な問題を、可食ロボットを用いることで深く理解することを目指す。
※5 バイオエシックス:生命科学や医療の進歩に伴って生じる倫理的、法的、社会的、哲学的な問題を研究し議論する学問。生命倫理。

(図1) 開発した可食ロボット:(a)は、可食部および可食部に空気を供給するチューブを接続するための部品の3Dモデルであり、(b)は、その断面図である。可食部の内部には2つの空気室があり、2つの空気室に同時に空気を供給すると縦方向の振動、交互に供給すると横方向に揺れる動作が生じる。(c)は、可食ロボットの実物、(d)は、実験のために、3Dプリンタで製作した持ち手を付けた可食ロボットの写真である。


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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