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2/25(日)玉川大学観光学部・企画運営 第3回「高校生まちづくりコンテスト 決勝大会」結果発表 ―SDGsの達成にもつながる「''まちの活性化プラン''」を高校生が熱く語る!―

Digital PR Platform / 2024年2月29日 14時5分

●AICJ高等学校 椎木双葉さん
「ダークツーリズムと地方創生 ~回天の歴史を風化させないように~」
【発表概要】
 ダークツーリズムは暗いイメージや「何だろう?」と疑問に思う声が多くあがるかと思います。今回、「史実を正しく未来に継承する」という思いでテーマに選びました。
 私が住んでいる山口県周南市には、大日本帝国海軍が開発した人間魚雷回天の訓練基地があります。この回天により多くの若者が亡くなりました。周南市回天を訪れる外国人観光客数は月間数名に対して広島は9万人(2022年度)と、大きな差があります。そこで、広島・長崎を訪れる外国人観光客が周南市回天にも訪れれば、訪問者の歴史的理解が高まるとともに、周南市にとっても歴史的遺産を見直すきっかけになると思います。また、周遊ルートを確保することにより、広域で利益を得られることになるのではないでしょうか。
 広島原爆ドームを訪れる外国人観光客に対し人間魚雷回天のプレゼンを行ったところ、殆どの観光客は周南市に行きたいという反応がありました。また、外国人向け専用サイトを英語で作成し、回天を含む周南市の情報を発信しております。市長に対しても地域情報に関するウェブサイトの普及、回天資料館内の展示物、動画の英語表記の追記などの改善依頼を行いました。最終目標としては、外国人が回天の展示施設を訪れて平和の認識を高めると同時に、観光を通して周南市を活性化させることです。

●名古屋高等学校 淺野雅博さん
「小牧キラキラeggツーリズム」
【発表概要】
 小牧市は 少子高齢化がますます進むと推計されています。少子高齢化は現役世代の負担を大きくするため、特に高齢者の労働人口の増加が大切です。全ての人が満ちた気持ちで一緒に生産活動ができる仕組みが必要であると考えます。また、知名度不足も大きな問題です。そこで、小牧市内外の若者たちに真の小牧市の良さを体験し、世界中に小牧市のキラキラを発信してもらう「小牧キラキラeggツーリズム」を提案します。
 小牧キラキラeggには、最高級の学生を象徴する卵という意味が込められています。このツーリズムでは、学生が深く学びたい職業や分野に精通した高齢者(師匠と呼びます)を選択し、ホームステイ先で師匠から専門分野のノウハウを伝授してもらう企画です。このツーリズムの一例として個人旅行と団体旅行を用意し、1泊2日ひとり1万円を基本とし、9割が師匠宅の宿泊費、1割が運営の活動費となります。一般的な留学ではホストファミリーの選択はできませんが、このプランではホストファミリーの選択権は有償として差別化を図ります。当プロジェクトを実際に検証したところ、学生も師匠も今後も継続を希望する声が多くありました。

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