欧州初のカーボンキャプチャー(CO2分離回収)実証実験を成功裏に開始
Digital PR Platform / 2024年3月1日 11時0分
NSGグループは、サステナビリティへの取り組みは、環境や社会課題の解決、および事業の持続的な発展を両立させる重要な活動であると位置づけ、サステナビリティ活動を通じて社会と共に成長することを目指しています。
なかでも気候変動対策をはじめとする環境問題への取組を最重要課題の一つとして位置付け、製造工程で発生するCO2の削減、再生可能エネルギーへのシフトに積極的に取り組んでいます。NSGグループが掲げる温室効果ガスの排出削減目標は、日本のガラス製造業として初めて「科学的根拠に基づいた目標」としてSBTイニシアティブ(SBTi)(※1)に認定されている他、世界で初めて水素エネルギーや100%バイオ燃料によるガラス製造実験に成功するなど、環境問題に対する積極的な取り組みを進めています。
以 上
[関係者コメント]
NSGグループ グローバルR&Dポートフォリオ・マネージャー Paul Skinner
「今回の実験は、ガラス製造工程においてもCO2回収が実際に可能であることを実証しています。これは非常に画期的な開発であり 、カーボンニュートラルなガラス製造を目指すNSGグループにとって脱炭素化技術の道のりにおける重要なマイルストーンとなるものです。このプロジェクトを通じて、C-CaptureやGlass Futuresのチームと協力できたことは素晴らしい経験であり、今後、さらに貴重な学びを得ることを楽しみにしています。」
C-Capture社 CEO Tom White氏
「ガラス製造業界におけるCO2回収実験のスタートが成功し、ネットゼロへの道のりにおける重要な一歩を発表できることを誇りに思います。CO2回収は、気候変動に取り組むために喫緊に必要とされている多くの解決策の重要な部分です。しかし現在、コスト、技術の成熟度、複数の業界における互換性などの障壁が、CO2回収の普及を妨げています。既に実用化されている他のアプローチとは根本的に異なる化学的性質に基づく当社の次世代技術はCO2回収分野におけるイノベーションです。アミンの使用に依存しないため、低コストで環境にやさしいことが特徴であり、非常に堅牢であるため、ガラスやセメントなど、世の中に不可欠であるが、排ガス中の不純物が多く脱炭素化に課題を抱える産業での使用にも適しています。 C-Captureのアプローチの利点は、現在、CO2回収・貯留技術の普及を妨げている障壁を打ち破り、気候変動への取り組みに世界的に大きく貢献する可能性を秘めていることを意味します。このプロジェクトは、これらの業界にとって大きな前進であり、ネットゼロへの道のりの重要な部分となることでしょう。」
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