欧州初のカーボンキャプチャー(CO2分離回収)実証実験を成功裏に開始
Digital PR Platform / 2024年3月1日 11時0分
英国エネルギー効率担当大臣 Callanan卿
「CO2回収は、重工業を脱炭素化し、野心的な環境目標を達成するために不可欠な役割を果たします。私たちはすでにこの技術に約3億5,000万ポンドを投資しており、その中には今回のヨーロッパの板ガラス業界における初のCO2回収試験も含まれています。この革新的な実験は、産業全体のCO2回収技術を変革する可能性があり、ネットゼロへの移行における重要な一歩となります。」
Glass Futures R&Dプロジェクトリーダー Masimba Toperesu博士
「ガラス業界にとってのこの欧州初の試みは、ガラス業界や他の分野のパートナーがCCUSをよりよく理解するのに役立つ本技術の実装に向けた記念碑的な一歩です。このような稼働中の生産現場での実証を通じて、最終的にはこれらの基幹産業を脱炭素化していきます。」
Wood社 コンサルティング担当エグゼクティブプレジデント Azad Hessamodini氏
「CO2回収は、ネットゼロへの道のりを加速させる上で重要な役割を果たしており、当社はテクノロジーパートナーやクライアントと協力して、スケーラブル、投資可能で提供可能なソリューションを作成することで、この歩みを前進させることに注力しています。Woodのチームにとって、脱炭素化の専門知識を応用し、競争力のあるCO2回収ソリューションを提供して重工業などCO2削減が困難な産業の排出量を削減することは非常にやりがいのあることです。エネルギー安全保障・ネットゼロ省、C-Capture、XLR8 CCSプロジェクトパートナーとともに、C-CaptureのCO2回収技術の展開と最初のオンサイト試験の開始が達成できたことを非常に誇りに思っています。」
Heidelberg Materials UK CEO Simon Willis氏
「CO2回収はセメント生産を脱炭素化する唯一の方法であり、2050年までにネットゼロカーボンを達成するためには不可欠です。ウェールズ北部のパデスウッド・セメント工場は、すでにHyNet North Westの炭素回収・貯留プロジェクトの一部であり、ケットン工場のXLR8 CCSプロジェクトへの関与は、新技術の開発に対する当社のコミットメントの一例です。私たちはピルキントンUKの試験を注意深く見守っており、2024年に独自の試験を開始することを楽しみにしています。成功すれば、Heidelberg Materialsグループの他の拠点にも展開される可能性があります。」
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