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多くの高等学校で課題となっている 探究学習における「成果の可視化」を目的に大学として初の「探究力成長アセスメント」を開発 ~神奈川県立相模原中等教育学校に無償提供し、授業で活用~

Digital PR Platform / 2024年3月4日 14時5分

多くの高等学校で課題となっている 探究学習における「成果の可視化」を目的に大学として初の「探究力成長アセスメント」を開発 ~神奈川県立相模原中等教育学校に無償提供し、授業で活用~



産業能率大学(東京都世田谷区、以下本学)は、「総合的な探究の時間(探究学習)」における学習成果の可視化を目的に、大学として初の「探究力成長アセスメント」を開発し、全国各地の高等学校に無償提供しています。今回、3月11日(月)10:30よりアセスメントの無償提供3校目※である、神奈川県立相模原中等教育学校(神奈川県相模原市、以下相模原中等教育学校)の授業で、アセスメントを実施いたします。
※これまで2023年1月13日に長崎県立長崎南高校、2023年2月1日に静岡県立沼津西高校で本アセスメントを無償提供し、カリキュラムとして活用いただいております。




 2022年4月より高等学校の学習指導要領が改訂され、新たに「総合的な探究の時間(探究学習)」が加わりました。探究学習には、主体的に深い学びを行う力を育成できるなどのさまざまなメリットがある一方で、学習成果の評価方法が確立されておらず、多くの学校で課題となっています。



 本学が開発した「探究力成長アセスメント」は探究学習の成果の可視化を目的として、課題解決設定力、情報収集力、整理・分析、解決力といった資質・能力を問う設問に取り組むことで、探究学習を通じて高めたい資質・能力の成長度を検証し、生徒自らがその成長度合いを自己と他者の評価により可視化し、表現します。学習の開始前と終了後に実施することで、探究力の成長度合いを明らかにできます。
 本アセスメントは、レポート作成と作成したレポートの相互評価・フィードバックの2部から構成しております。本学が探究接続型入試として実施している「未来構想方式」の実際の問題を使用し、アセスメントの結果を分析した本学からのフィードバックが行われるので、探究学習を改善していくためのデータとしても活用できます。



 本学と相模原中等教育学校は2022年9月9日に高大連携に関する協定を締結しており、中等教育学校と高等教育との接続についてさまざまな研究開発を行っており、今回、アセスメントの提供に至りました。
 学習成果を可視化しにくいという課題を解決すべく、各地でのアセスメント活用によるデータを蓄積することでアセスメントの改良を重ねてまいります。


【実施概要】
■場所:神奈川県立相模原中等教育学校(〒252-0303 神奈川県相模原市南区相模大野4丁目1-1)
■日時:2024年3月11日(月) 10:30~12:10頃
■プログラム内容:【探究力成長アセスメント ‐100分‐】
時間  項目         概要
5分  本プログラムの目的  プログラムによる探究力の測定について  
5分  課題説明 課題説明  未来構想レポートについて説明
50分  未来構想レポート   生徒個人でレポート作成
10分  レポート回収・休憩
20分  レポート相互評価   4名グループ 他者3名のレポートを評価
10分  振り返り       今後の探究活動に向けて振り返りシート記入

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