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日本初 日本のアーティストに特化した日英2か国語でのオンライン総合事典 「日本アーティスト事典」2024年3月6日 正式公開を開始

Digital PR Platform / 2024年3月6日 14時0分




 併せて、DAJを搭載するウェブサイト「アートプラットフォームジャパン」(APJ)もアップデートしました。これによりメニューのナビゲーションが刷新され、アーティスト情報のほか、これまでウェブサイトで提供してきた作品情報、展覧会情報、画廊情報などが見やすくなりました。各データベース間の横断検索も近く公開を予定しています。




DAJ本公開の背景

 国際的に通用する、日本のアートに関する本格的なレファレンスツールは、これまで十分には作成されてきませんでした。アート関連のリサーチにあたり、アーティスト情報はきわめて重要ですが、日本の人名事典は人物に関する日本語の解説文が主体で、参考文献や主要展覧会などのレファレンス情報が十分には備わっておらず、調査を進める手がかりとしては不十分な状況でした。
 そのため海外では、『A Dictionary of Japanese Artists: Painting, Sculpture, Ceramics, Prints, Lacquer』(1976年)や『Bibliographical Dictionary of Japanese Art』(1981年)といった1970~1980年代の事典が今なお使用されており、現代のデジタル化社会に適した、レファレンス情報を備え、かつ日英で記述された本格的な人名事典のオンライン公開が課題となっていました。
 そこでNCARは日英二か国語を備えた、日本のアーティストに特化した総合事典の構築を目指し、準備を進めてきました。その際、「ベネジット」の略称で知られる芸術家事典『Benezit Dictionary of Artists』(1911年刊行開始、現在はオンライン版にシフト)や、「ティーメ・ベッカー」の呼び名で親しまれた芸術家事典『Allgemeines Lexikon der bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart』(1907年刊行開始)の後継版『Artists of the World』(オンライン版)など、海外で定評のある人名事典をモデルに、試行錯誤を重ねてきました。

「DAJ」製作担当・NCAR情報資源グループについて
 全国の美術館収蔵品に関する情報集約と発信、国際的リサーチセンター機能確立に向けた活動に、NCARの情報資源グループは取り組んでいます。

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