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植物の精細胞放出を制御する簡便な方法を開発

Digital PR Platform / 2024年3月18日 10時0分


研究費
 本研究は、JSPS科研費 、ながひさ科学振興財団(G2023-01)および横浜市立大学第5期戦略的研究推進事業「研究開発プロジェクト」の支援を受けて実施されました。


論文情報
タイトル: Blue light irradiation induces pollen tube rupture in various flowering plants.
(日本語訳:青色光照射は様々な植物種において花粉管破裂を誘導する)
著者: 杉 直也、須崎 大地、水多陽子、木下 哲、丸山 大輔
掲載雑誌:Plant and Cell Physiology
DOI:https://doi.org/10.1093/pcp/pcae018



[画像4]https://digitalpr.jp/simg/1706/84896/700_104_2024031415100265f294ba67e69.jpg




用語説明
*1 青色光(ブルーライト):ここでは主に、蛍光タンパク質の一種で青緑色蛍光を放つCFP (Cyan Fluorescent Protein) の観察に適した励起光である波長425–445 nmの光を指す。シロイヌナズナの花粉管を材料として研究を行う過程で、RFPやGFPの観察に用いる光よりもCFPの観察に用いる光を照射した時の方が高い確率で花粉管の破裂が起こることに着目した。

*2 GCaMP:緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent protein : GFP)の構造の中にカルモジュリンと呼ばれるカルシウムイオン結合性の配列が組み込まれており、カルシウム濃度に応じて蛍光強度が変化する性質を持つ。これを用いることで細胞内のカルシウム濃度変化を評価することができる。


参考文献
1. Hamamura, Y. et al., (2011) Live-cell imaging reveals the dynamics of two sperm cells during double fertilization in Arabidopsis thaliana. Current Biology 21: 497–502.
https://doi.org/10.1016/j.cub.2011.02.013




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