東京工芸大学工学部、2024年度にドローン国家技能資格を単位認定 ― 2025年度には新応用科目も新設予定
Digital PR Platform / 2024年3月19日 14時5分
東京工芸大学(学長:吉野弘章)工学部(所在地:神奈川県厚木市)は、2024年度から、学生が在学中に無人航空機(以下、ドローン)関連の国家技能資格「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」の取得を履修単位として認定する。さらに、資格取得後の応用科目も2025年度から開講する予定だ。
同大は、2023年にAUTC(先端技術無人航空機トレーニングセンター、横浜市西区、代表:伊藤婦三子)に認定された「AUTC東京工芸大学ドローン・サイエンス研究会支部」を設立。大学内のグラウンドと地上7階建ての体育館内部で、学生のドローン資格取得をサポートしている。
この取り組みの一環として、単位認定取扱規程の一部変更を行い、2024年4月から「一等無人航空機操縦士」を取得すると2単位、「二等無人航空機操縦士」を取得すると1単位が学生に付与される。
2025年度からは、ドローン資格取得後の先につながる応用科目として、「フォトグラメトリとLiDARの基礎」(2年生対象、2単位)および「無人航空機と画像センシング」(3年生対象、2単位)を新たに開講する。学生がドローンを用いて取得した画像から、3Dモデルの構築やインデックスマッピングを学べる内容となっている。
このほか、3月31日(日)に予定されている同大工学部のオープンキャンパスでは、「デモ飛行見学」と「学生による資格取得経緯の説明」、さらには「ドローンフライトシミュレータと3D構築ソフトの体験」などが行われる予定。これは、ドローン国家技能資格に興味がある受験生に向けたもの。
同大は、日本初の写真専門の高等教育機関として1923年に誕生し、テクノロジーとアートを融合させた教育・研究を推進している。建学の精神を継承しつつ、ドローン技術を活用した撮影、SfMを用いた画像処理(フォトグラメトリ)、測量、3D構築・造形などの分野で社会に貢献できる人材の育成を目的に、同研究会の活動を展開していく。
■無人航空機操縦者技能証明(国家資格)
無人航空機を飛行させるために必要な技能(知識及び能力)を有することを証明する資格制度。
【URL】 https://www.mlit.go.jp/koku/level4/license/
■東京工芸大学
東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞専門学校」を前身とし、当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/
【プロモーション動画URL】 https://www.youtube.com/watch?v=08R6wgN4aP8
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