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生殖医療センターをリニューアルオープン

Digital PR Platform / 2024年3月26日 10時0分

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最新の設備で不妊治療提供体制を強化


 横浜市立大学附属市民総合医療センター(以下、「当院」という。)では、令和6年4月1日から生殖医療センターをリニューアルします。同センターは、泌尿器科と婦人科が協働して生殖医療・不妊治療を実施している県内唯一の施設であり、不妊治療等において多くの症例を重ねてきました。今回のリニューアルによって、外来、採卵室、培養室などの機能を本館4階フロアに集めることで機能を集約、強化し、新体制での診療を開始します。

1  概要
  令和4年4月から高度生殖補助医療が保険適用となるなど、生殖医療・不妊治療の需要が高まる中、
 こうしたニーズに応えるため、この度、同センター外来(4階)に隣接するスペースに培養室、採卵
 室・胚移植室の機能を集約することとしました。この機能集約により、治療の安全性や患者さんの利便
 性の向上、治療の効率化を実現し、さらなる質の高い生殖医療の提供に寄与していきます。

(リニューアルのポイント)
〇IVF(体外受精)管理システムを新規導入
 体外受精を行うために採取した卵子、精子、胚といったすべての検体をバーコード管理することで、患者の取り違いを防ぎ、安全で効率的な生殖医療を行うことができます。




〇採卵室と胚培養室を一体整備
 卵子を採取する採卵室を新たに整備するとともに、採取した卵子と精子を受精させ、最終的に子宮に移植するまでの間、胚(受精卵)を培養する胚培養室を近接させたことで、卵子を迅速に培養環境下に移すことができるようになります。また、胚培養室はこれまでの約2倍以上の広さを確保し、作業効率を向上させます。

〇配偶子・胚保管庫に24時間監視モニターを設置
 当院ではがんの患者さんが治療前の卵子を凍結保存し、治療後体外受精を行う「妊孕(にんよう)性温存治療」を行っています。その配偶子(精子や卵子)や胚を長期にわたり保管する部屋に、24時間監視モニターを設置し厳重に管理していきます。

〇各室最高水準のクリーンレベル
 採卵室や胚培養室はいずれも手術室クラスのクリーンレベルを維持できるよう、HEPAフィルターやエアシャワーを装備。ガイドラインの推奨する最高水準のクリーン度を実現し、最適な培養環境を構築します。




[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1706/85338/400_225_2024032311570665fe45024ed3a.JPG
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/1706/85338/300_225_2024032311570665fe4502558da.JPG
    HEPAフィルターで大気質を最適化した採卵室・胚移植室           最新のレーザーシステムを搭載した

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