1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

健康経営に資する「骨の健康」に着目した共同研究の開始について

Digital PR Platform / 2024年3月26日 10時7分

研究の意義
超高齢社会である日本では、介護が大きな社会課題になっており、要介護状態につながる要因の一つが骨折といわれています。特に、女性では骨の代謝に深く関わるエストロゲンが閉経後に低下することで骨量が急激に低下し、骨折リスクが高まることが知られています。しかしながら、骨折の要因の一つである骨粗鬆症検診の受診率は全国平均で5.3%と非常に低く、2024年から開始した健康日本21(第三次)の中では「女性の健康」が新たに項目立てられ、女性の健康推進の一環として「骨粗鬆症検診受診率の向上」が目標設定されています。
一方、骨の健康に限らず健康を維持する取り組みは非常に重要であるものの、健康意識を高く持ち、健康のために自ら日々の行動を継続的に変化(行動変容)させている人はごく一部です。その理由は、「面倒である」「時間がない」「お金をかけたくない」「効果を感じられない」「結果がすぐにわからない」「結果を見てもどう対処したら良いかわからない」など、様々なものが挙げられます。行動変容を起こす重要なポイントは、自身の状態を「知る」、そのための気づき「きっかけ」、そして「意識」、具体的な手段による「行動」、そして「継続」です。本研究では、これらのポイントに重点を置いて取り組みます。

具体的な検証内容
上記のポイントである「知る」「きっかけ」については、定期健康診断と合わせて骨量や体組成、AGEs*注3、握力の測定(以下、健康測定)を実施することで、自身のからだの状態の把握に取り組みます。また、「知る」「意識」については、藤田医科大学の専門医による啓発(定期的な講義の実施等)を組みこむことで「知る」から「意識」へとつなげ、加えて、スギ薬局によるドラッグストアの日常的な活用促進等を通じて「行動」「継続」につなげます。取り組みの効果は、生活習慣に関するアンケート、健康診断や健康測定の結果分析等により検証します。

研究概要
■共同研究期間:2027年3月末まで
■対象者:太陽生命の一部支社の女性従業員約700名
■実施内容
・健康測定:骨量、体組成、AGEs、握力の測定
・健康啓発講義(予定):健康測定結果の見方と生活習慣・骨の健康について
栄養と骨について
腸内細菌と骨について
・アンケート:行動変容や生活習慣、ドラッグストアの活用等に関する内容
■各機関の役割
・藤田医科大学
健康測定、結果分析(未来共創イノベーションセンター)、健康啓発講義の実施
【医学部 内分泌・代謝・糖尿病内科学 鈴木 敦詞教授、医学部 医科プレ・プロバイオティクス講座(責任者 廣岡 芳樹教授)栃尾 巧教授】 
・太陽生命少子高齢社会研究所
アンケートの実施、定期健康診断・健康測定結果のデータ提供
・スギ薬局
健康・栄養相談

<注釈>
注1 健康経営
従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されている。
注2 2021年度 骨粗鬆症検診受診者数(公益財団法人骨粗鬆症財団調べ)
注3 AGEs:最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts) 
過剰に摂取した糖がたんぱく質と結合することで生成される物質で、加齢現象や健康に関わる物質として研究が進んでいる。


本件に関するお問合わせ先
株式会社スギ薬局
〒474-0011 愛知県大府市横根町新江62番地の1
TEL:0562-45-2701(代表) 受付時間 平日 9:00~18:00


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください