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1秒間に23回ものサイバー攻撃を検知 2023年1月~12月の『Webアプリケーションへのサイバー攻撃検知レポート』を発表

Digital PR Platform / 2024年3月29日 11時0分

※3 CMSはコンテンツ・マネジメント・システムの略で、Webサイトの専門知識がなくとも更新や新規ページ制作ができるツールです。

■ Cross Site Scripting(クロスサイトスクリプティング)


[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2575/85776/700_394_2024032818513866053daa12b8d.png

クロスサイトスクリプティング(XSS)とは、Webサイトの脆弱性を利用し、記述言語であるHTMLに悪質のあるスクリプトを埋め込む攻撃です。ユーザーの入力内容をもとにWebページを生成するサイトは、クロスサイトスクリプティングの攻撃対象になり得ます。例えば、Facebook、TwitterのようなWebアプリケーションや、アンケートサイトでの回答結果、サイト内検索での検索ワード、ブログや掲示板の記事やコメントなどです。サイトに設置されたフォームに攻撃者が用意したコードが埋め込まれた場合、ユーザーがそのフォームで情報を入力・送信するタイミングで、入力した情報に加えCookie情報や個人IDなども攻撃者に送られます。これにより攻撃者は、被害者のSNSアカウントを乗っ取ったり、被害者の権限で社内システムに侵入したりできます。
2022年1月〜12月とで比較すると、2023年1月〜12月のクロスサイトスクリプティングの攻撃総数は16,262,146件から41,149,122件とおよそ253%に増加していることが分かりました。1ホストあたりでは、1,290件から2,679件と前年比でおよそ208%に増加していました。

■WordPress(ワードプレス)


[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2575/85776/700_394_2024032818521266053dcc274a6.png

WordPress(ワードプレス)はPHPというプログラミング言語で作られているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一種で、ブログやWebサイトを簡単に作る事ができます。W3Techsの調査結果によると、WordPressはインターネット上の全Webサイト(独自コードで開発されたCMSも含む)の42%を占め、市場シェアは62%に達しています。
ユーザー数が多いことから、脆弱性が報告された場合に狙われるリスクが高い傾向にあります。またその使いやすさから、Webアプリやセキュリティの知識がなくても、Webサイトの運営が可能です。その結果、WordPressを狙った攻撃が頻発していると考えられます。

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