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DIC、2024年度入社式 社長式辞(要旨)

Digital PR Platform / 2024年4月1日 14時0分

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DIC株式会社(本社:東京都中央区)社長執行役員 池田尚志が、本日のDICグループ入社式において行った挨拶の要旨を下記の通りお知らせします。



皆さん、入社おめでとうございます。
本日は、100名の新入社員を迎えることができました。数ある会社のなかでDICグループを選んでいただき、大変嬉しく深く感謝するとともに、心から歓迎します。

さて、皆さんは今日、二つの扉を開けました。

一つはDICという会社の扉をくぐり、私たちグループの一員になりました。
DICグループは、62の国に事業を展開し、従業員は22,255人います。多くの人々がお互いに連携して、世界の隅々に製品を届けています。一人一人に役割があり、一つ一つの仕事に意義があり、それらが連なって会社は成立しています。今日から加わる皆さんも例外ではありません。最初は小さな営みに感じるかもしれませんが、皆さんの活動が会社を動かしていきます。まずは配属先でしっかりと仕事を身につけてください。

DICは多様性に満ちた会社です。世界各地で多種多様な事業を行っている有機的な組織です。それだけ仕事の数も役割も多く、あらゆる可能性があります。業務を通して実力をつけていきながら、視野を広く、好奇心を持ってキャリアを積み上げてください。私も本当に様々な仕事を経験しました。それぞれに学ぶことがあり、その都度成長し、次に繋がった実感があります。志を持って臨めば必ず活躍の場が見つかる、それがDICグループの良さです。

一方で会社は、社会の重要な構成員として、規範に基づいて活動しています。化学メーカーとして、様々な原料を扱い、反応工程を制御し、お客様に製品を届けるまでを、法令に沿って安全に行わなければなりません。高い倫理観と正義感を持ち、ルールを守って仕事に取り組むように心がけてください。そのことが製品とサービスの品質を維持し、社会からの信頼を得るために最も大切だからです。

もう一つ皆さんが開けた扉、それは未来に向けた扉です。
DICは事業を通して「今」を支えるだけでなく、「これから」を形作る役割も担っています。新しい製品や事業を通して社会の課題を解決し、新たな価値を提供して、未来をより良いものにしていこうとしています。私たちは、2030年に向けた長期経営ビジョン「DIC Vision 2030」を掲げて活動しています。

今年、より明確な目標と使命を設定して、ギアチェンジを図りました。その核となる取り組みに「Direct to Society」というものがあります。私たちは化学メーカーとして主に素材や中間材料を提供していますが、これからの新製品や新事業を生み出していくには、社会や生活者に直接働きかけていくことがとても重要になると考えています。そのために、将来がどうなるかを自分たちで予測し、こういう解決策や価値が求められるのではないかとアイデアを出し、それを誰でも理解できる最終製品や“モノ“にまで作り上げ、その良さや可能性をアピールしていく試みを始めました。DICがこれら最終製品のメーカーになろうとしているわけではありません。ただそこまで私たち自身が踏み込むことで、初めて本当に価値あるソリューションが生み出せると考えます。

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