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日本製鉄 意匠性チタンTrantixxii が関東屈指の長い歴史を持つ神社を次世代に繋ぐ ~1000年超の歴史を誇る人見神社(君津市)の本殿屋根葺き替えにチタン採用~

Digital PR Platform / 2024年4月19日 13時14分

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日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)の意匠性チタンTranTixxii®(トランティクシー)が千葉県君津市の人見神社本殿保存修理工事の屋根葺替えに採用されることが決まりました。

人見神社は、940 年に平忠常が上総介として赴任した折に建立されたと伝えられ、1000 年以上の歴史を誇る神社です。また、君津市人見の小高い山に建つこの神社からの東京湾を一望出来る素晴らしい眺めは「ちば眺望100 景」にも選ばれています。
1971 年に建て替えられた現社殿の銅板屋根が潮風の強い影響を受け傷んでおり、人見神社は子々孫々への修繕の負荷を減らし、末永く美しい屋根にしたいと検討をされていました。こうした中、製鉄所開所以来、人見神社の氏子であり、毎年の新年安全祈願祭を始めとした各種祈願をお願いし、神社と密接な関係にある日本製鉄東日本製鉄所君津地区が耐食性の高いチタン製屋根を提案致しました。

チタン素材が長寿命化、メンテナンスフリー化に向けた伝統建築の課題解決に貢献していること、意匠性が高いチタン屋根の施工技術の高さで定評がある株式会社カナメ(栃木県宇都宮市)と協働してきた実績が認められ、今回の採用に至りました。また、チタンが持つ高い耐食性、加工性の良さ、熱による収縮が少ないといった特長による、屋根の耐久性、信頼性改善にとどまらず、色を塗ることなく、ブラスト加工による粗度調整とチタン特有の干渉色を応用した緑青仕上げの美しさを長期間楽しめることも高く評価されました。

全国に社寺は約16 万か所ありますが、建物のメンテナンス費用や職人の人手不足など維持管理に関する課題が聞かれます。日本製鉄は、チタンの特長を活かしたメンテナンス負荷低減と高い意匠性と加工性を併せ持つTranTixxii による様々なソリューション提供を通じ、素材から伝統建築の継承に貢献します。

TranTixxii は、時を超えて “伝統” と “美しさ” を次世代に伝える世界初のチタンブランドです。日本の伝統的な神社仏閣をはじめとして、国内及び海外の著名な劇場やホテル、美術館、教会等、約700件以上の建造物に採用されてきた実績があります。

日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を結集し、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した活動(「11.住み続けられるまちづくりを」のターゲットである「世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する」)を通じ、これからも社会の発展に貢献していきます。

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