1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

稀少遺伝性自己炎症性疾患:OTULIN関連自己炎症症候群の新たな病態を解明

Digital PR Platform / 2024年4月24日 14時0分




[画像7]https://digitalpr.jp/simg/1706/87217/500_255_2024042316252466276264e66c5.jpg

図4. OTULIN欠損HEK293細胞に正常OTULINと発現量を変化させた異常OTULINを同時に発現させた解析。p.R306Qの発現量が増加することで、直鎖状ユビキチン鎖の蓄積と細胞死の増加を認めた。これは正常OTULINの機能を阻害し、細胞全体のOTULIN機能を低下させる効果があることを示す。


【用語解説】
*1 稀少遺伝性自己炎症性疾患 … 先天的な遺伝子の異常により、過剰な免疫活性化を引き起こす疾患のこと。
*2 常染色体顕性遺伝形式 … 2本の常染色体のうち、1本に存在する遺伝子異常によって疾患を発症する遺伝形式のこと。
*3 TNF阻害治療 … 自己炎症性疾患や自己免疫疾患の治療として使用され、炎症性サイトカインの機能を抑制することによって病気の勢いを制御する薬剤のこと。
*4 常染色体潜性遺伝形式 … 2本の常染色体の両方に遺伝子異常が存在することで疾患を発症する遺伝形式のこと。
*5 遺伝子全エクソン解析 … 細胞の核に存在する遺伝子情報のうち、アミノ酸を合成するために必要な領域(エクソン)を網羅的に解析する遺伝学的検査のこと。
*6 EBウイルスB細胞株 … 研究室で分離した患者のリンパ球にEBウイルスを感染させ増殖能を持たせた細胞株のこと。
*7 iPS細胞 … induced pluripotent stem cellの略。患者細胞に遺伝子導入を行うことで初期化させ、様々な細胞に分化能をもつ細胞のこと。
*8 OTULIN欠損HeLa細胞株 … ヒト子宮頸がん細胞株であるHeLa細胞にCRISPR/Cas9システムを用いてOTULINタンパクを欠損した細胞株のこと。
*9 CRISPR/Cas9システム … 遺伝子改変技術の一つで、目的とする遺伝子の狙った部位に欠失・挿入・置換などを行うことができる技術のこと。






この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください