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デロイト トーマツ調査、日本経済、日本企業についてビジネスパーソンは「競争力が低い」と認識

Digital PR Platform / 2024年4月25日 11時23分

図1:日本経済および勤務先の企業に競争力について

[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2100/87249/650_288_2024042318240566277e353e25e.png

※「競争力がある」は「とても競争力がある」と「やや競争力がある」の合計、「競争力がない」は「あまり競争力がない」と「全く競争力がない」の合計として集計。(単数回答)

約7割のビジネスパーソンが、勤務先の企業が「保守的」と認識
勤務先の企業が「既存の事業を着実に推進する」タイプか「新事業や新ビジネスモデル創出を積極的に行う」タイプかを尋ねると、前者の回答率が65.6%となりました。また、「新しい技術はリスクなどを見極め慎重に採用する」タイプか「新しい技術は率先していち早く採用する」タイプかを尋ねると、前者の回答率が68.2%となり、約7割の回答者が、勤務先の企業は既存の事業を着実に推進し、新しい技術の採用には慎重な企業風土であると認識しています。

図2:勤務先の企業のタイプ

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2100/87249/650_304_2024042318240466277e3495a42.png

※Aタイプは「Aにあてはまる」と「どちらかというとAにあてはまる」の合計として集計。(単数回答)

勤務先企業の競争力と企業のタイプの相関関係を見てみると、「とても競争力がある」と回答しているビジネスパーソンは、自社が「新事業や新ビジネスモデル創出を積極的に行う」タイプと回答した人が多い傾向にあります。「とても競争力がある」以外の回答をしている層では自社が「既存の事業を着実に推進する」タイプと回答している人が過半数を占めています。

図3:勤務先企業の競争力とタイプの相関関係
(A 既存の事業を着実に推進する ⇔ B 新事業や新ビジネスモデルの創出を行う)

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2100/87249/650_311_2024042318240566277e35d1bac.png



日本の経済成長にとって重要度が高い技術として、「AI」と「次世代エネルギー・環境エネルギー」に注目が集まる
「日本の経済成長にとって重要度が高い技術は何か」については、「AI」の回答率がトップとなりました。2023年以降、生成AIが注目を浴び、日本でも官民あげて有効に活用するための取り組みが進められており、本調査結果からもビジネスパーソンの関心の高さが窺えます。
第2位は「次世代エネルギー・環境エネルギー」、第3位は「最先端半導体」という結果となりました。
技術を選択した理由を見ると、AIは「社会やビジネスの革新に役立ちそうだから」、次世代エネルギー・環境エネルギーは「社会課題の解決に貢献しそうだから」、最先端半導体は「新産業の創出につながりそうだから」がそれぞれ最多となっています。

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