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産業用ロボットビジョンシステムを発売

Digital PR Platform / 2024年5月7日 13時6分

[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2206/87519/400_265_20240426180238662b6dae85764.png



死角を減らしてワークの取りきり率を向上
 ロボットアームの先端にカメラを取り付けるハンドビジョンの特性を活かし、視野内に認識できるワークがなくなった際は、覗き込むようにロボットアームを傾け、別の角度からワークを探索することで、これまで真上からでは認識しにくかった形状のワークも認識が可能となりました。また、初期計測位置でワークが見つからなかった場合、ロボットが任意の位置へ移動し、撮影位置を変えて計測するリトライ機能も装備しており、これらを使用することで取りきり率100%※1を実現しています。
※1特定ワーク・当社環境のテストにおいて

最大250fpsの高速動作によるタクトタイム短縮
 ニコンが長年のカメラ開発で培った画像処理技術の応用により、2D・3Dいずれも最大250fpsの高速計測を実現。これにより、瞬時に状況を判断したロボットアームの高速動作を可能にし、ワークの計測からロボットアームの動き出しまでの時間を2秒以内※2にまで短縮しています。
※2当社環境でのテストにおいて

ハンドビジョン採用で、フレキシブルに移設・増設
 従来の固定ビジョンでは、カメラを固定するための設備を組む必要があり、生産現場のレイアウトが制約を受けるほか、工程変更時には再度設備を構築する必要がありました。
 ハンドビジョンの本製品は、複雑な設備設計や外部機器の購入が不要で、生産工程の移設・増設などへのニーズにもフレキシブルに対応します。


2. ビジョントラッキング
 最大250fpsの計測と高速ロボットアーム制御により、コンベア・AGV・AMRなどの搬送機器上で流れているワークを認識し、それらの搬送機器を止めることなく滑らかに追従しながらワークのピックや組付けを行う「ビジョントラッキング」を実現しています。
 また、ハンドビジョンであるため、一つの視野内にロボットハンドとワークを捉えることができ、移動中のワークとロボットハンドの手先に生じる細かなブレや把持位置の誤差を瞬時に補正します。これにより、生産工程での突発的な搬送機器の停止や姿勢が変わりやすいワーク等への対応が可能です。



[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2206/87519/450_265_20240426180238662b6dae85764.png

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