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産業用ロボットビジョンシステムを発売

Digital PR Platform / 2024年5月7日 13時6分


同期作業ゼロでセットアップタイム低減


 従来のロボットビジョンシステムでは、システムのスペックに合う搬送機器の準備や、搬送機器とロボットアームの動きを同期させるためのプログラミングや細かな動作調整が必要であり、稼働開始までのリードタイムが長いという問題がありました。また、稼働開始後も搬送機器の僅かながたつきや突発的な動作等に左右され、ロボットアームが正常に作業できないということも少なくありません。
 本製品は、見たままでのワーク追従が可能であるため、搬送機器との同期作業が不要で、セットアップに要する時間や手間を低減します。

設備投資コストの低減
 従来のロボットビジョンシステムの場合、画像処理速度が遅いため既存の搬送機器の速さにロボットアームの動きが追い付けず、手作業での補完や、生産ラインとは別にオフライン※3で作業するケースもありました。
 本製品は250fpsの高速計測により素早い動作を可能にし、既存の搬送機器を活かしたままロボットビジョンシステムの導入が可能。オフライン作業用の追加設備投資やスペース確保の必要がありません。
※3生産ラインとは別に作業工程を設けて行う方法。生産ライン~オフライン間でワークを移動させる手段が必要になる


3. 誰でも簡単に扱えるソフトウェア 
各種設定を自動化・簡易化したソフトウェアによりティーチングコストの低減
 把持登録※4や経路設定※5など、新規ワークの追加からピッキングの実行までに必要な設定を一部自動化することで、習熟度を問わず誰でも簡単に設定ができ、長時間を要していた設定作業の大幅短縮が可能です。これにより、最短20分※6でワークの追加を実現しました。
※4対象ワークとハンドの3Dモデルを登録するだけで、把持位置や方法、目標の精度や最終動作をPC上のシミュレーションで簡単に設定が可能
※5周辺環境のCADモデルを登録するだけで、箱や他ワークの干渉を回避するような経路を自動で生成
※6特定ワーク・当社環境のテストにおいて

データ活用で複数台のエンジン管理を効率化(オプション・開発中)
 CADデータや稼働時のパラメータをサーバー上で一元管理でき、ワーク切り替え時のCADデータアップデートやパラメータ調整を、ロボットアームが稼働状態のままオフラインで行えます。
 また、サーバー上に蓄積された異常画像などのエラー情報やパラメータのデータを使って、パラメータ調整や調整結果の確認も可能です。これにより、オフラインにてエラーの原因解析や再発防止策を検討できます。

主な性能

[画像6]https://digitalpr.jp/table_img/2206/87519/87519_web_2.png

※2024年5月時点。仕様は変更される可能性がございます


関連リンク
ロボットビジョンシステム ウェブサイト
https://ngpd.nikon.com/robot-vision-system/?utm_source=jp.nikon.com&utm_medium=referral&utm_campaign=pressrelease_sp_jp_2405


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