AWS、高機能な生成 AI アシスタント Amazon Q の一般提供を開始、ソフトウェア開発の迅速化と社内データ活用を支援
Digital PR Platform / 2024年5月2日 10時49分
Amazon Q の会話型インターフェースは必要に応じて AWS コンソール、Slack、Visual Studio Code や JetBrains といった IDE など、必要な場所で利用でき、開発者は好きなソフトウェア開発ソリューション内で Amazon Q の会話型機能を利用できます。Amazon Q を開発者のより様々な作業環境に展開できるよう、AWS は Datadog および Wiz と新たなパートナー連携を拡大するほか、GitLab Duo との統合により AWS と GitLab の両方で統合されたインターフェースを両社のお客様に提供することを発表します。開発者が信頼して利用する馴染み深いソリューションと Amazon Q の生成 AI 機能を統合することで、開発者はソフトウェアをより迅速にアップデートしたり、作成したりできるようになります。
Amazon Q Business
組織には、さまざまなドキュメントやシステム、アプリケーションを通じて膨大な量のデータが蓄積されています。あらゆる組織や部署において、従業員は毎週のように、社内情報を検索し、分析結果をつなぎ合わせ、報告書を書き、プレゼンテーションを作成し、ダッシュボードからインサイトを収集し、さまざまなオーディエンス向けにコンテンツを最適化するという作業に、膨大な時間を費やしています。生成 AI を使用することで、これらの大変な作業を簡略化することができます。しかしながら、現在利用可能な製品は、ビジネスデータや内部リソースに接続されておらず、また、セキュリティを念頭に置いて作成されたものではありません。こうした障壁があるために、多くの組織では、安全に生成 AI の可能性を十分に活用することができていません。
Amazon Q Business は、企業システム内のデータや情報に基づいて、質問に回答、要約の提供、コンテンツの生成、また、タスクを安全に完了できる生成 AI を活用したアシスタントです。これを活用することにより、従業員はデータに基づいて効率的に資料を作成でき、創造性と生産性を高めることが可能です。
Amazon Q は、現在利用可能な他のどの生成 AI アシスタントよりも多くのデータソースを統合可能 : Amazon Q Business は、Wiki、イントラネット、Atlassian、Gmail、Microsoft Exchange、Salesforce、ServiceNow、Slack、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) など、一般的に使用されている 40 以上のビジネスツールに簡単かつ安全に接続できます。これは、今日利用可能などの生成 AI にも勝るものです。企業のデータ・リポジトリに Amazon Q を接続するだけで、すべてのデータの検索、論理的な要約、傾向分析、データに関するエンドユーザーとの対話を Amazon Q が担ってくれます。これにより、ビジネスユーザーは、組織のどこにデータがあろうと、すべてのデータにアクセスできるようになります。
セキュリティとプライバシーを念頭に置いて構成 : Amazon Q Business は、既存の ID、ロール、アクセス権限をシームレスに統合し、最高水準のセキュリティを維持しながら、個々のユーザーに合わせてやり取りをパーソナライズします。企業情報に基づいた正確な応答が生成でき、機密性の高いトピックを制限したり、キーワードをブロックしたり、不適切なコンテンツをフィルタリングすることができます。また、Amazon Q では、お客様のコンテンツを他で基盤モデルのトレーニングに使用することもありません。Amazon Q Business は、一般的な Q&A (MultiHop-RAG データセットを使用) だけでなく、金融 (FiQA データセットサンプルを使用) やテクノロジー (LoTTE データセットサンプルを使用) などの業界においても、正確性や真実性、有用性において、他のアシスタントの公表結果をすべての点で上回っています。
創造的な生成 BI により、アナリストは数分で詳細なダッシュボードを作成、ビジネスユーザーは迅速にインサイトを得ることが可能 : Amazon Q は、クラウド向けに構築された AWS の統合ビジネスインテリジェンス (BI) サービスである Amazon QuickSight に、高度な生成 AI 技術を提供します。QuickSight に Amazon Q を連携して生成 BI アシスタントを使用することで、ビジネスアナリストは自然言語を使用して BI ダッシュボードを数分で作成し、ビジュアルの作成や複雑な計算を簡単に作成できるようになります。また、AI を活用してダッシュボードでエグゼクティブサマリーを取得したり、ダッシュボードに表示されていないデータについて質問したり、重要なインサイト、トレンド、ドライバーを強調した詳細でカスタマイズ可能なデータストーリーを作成できる、唯一の BI 製品でもあります。「リーダーシップとのビジネスレビュー用に、先月のビジネス動向に関するストーリーを作成してほしい」と依頼すれば、Amazon Q はわずか数秒で、特定のインサイト、補助的なビジュアル、ビジネスを向上させる特定のアイデアまでをも含めたストーリーを創り出します。Amazon Q が作成したコンテンツを共有しやすい文書やプレゼンテーションにレイアウトし、テキスト、画像、テーマをカスタマイズしたりすることも可能です。さらに Amazon Q を使用して文章を書き直したり、改善したりすることもできます。
会話するだけですべての従業員が数秒で生成 AI を活用したアプリを作成できる、世界初の機能 : AWS は、Amazon Q Apps の新機能 (プレビュー版) を発表します。Amazon Q Apps を使用することで、従業員はコーディングの経験がなくても、会社のデータに基づいて生成 AI を活用したアプリを簡単かつ迅速に作成できます。Amazon Q Apps により、従業員は欲しいアプリを自然言語で説明するだけ、あるいは Amazon Q Business が問題解決に役立った際の既存の会話を使うことで、必要なタスクを実行でき組織全体で簡単に共有できるアプリを、ワンクリックで瞬時に作成できます。
この記事に関連するニュース
-
【生成AI・超入門】Amazon Bedrock を利用した LINE bot を開発するハンズオンの開催が決定!現役のエンジニアが手厚くサポート、参加は無料!
PR TIMES / 2024年7月24日 14時45分
-
Automation Anywhere、新しいAI + Automation Enterprise Systemを発表、AIエージェントで10倍のビジネス・インパクトを達成し、ミッション・クリティカルなワークフローを変革する企業を支援
共同通信PRワイヤー / 2024年7月16日 10時4分
-
【LINEヤフー】RAG技術を活用した独自業務効率化ツール「SeekAI」を全従業員に本格導入。膨大な社内文書データベースから部門ごとに最適な回答を表示し、確認・問い合わせ時間を大幅に削減
PR TIMES / 2024年7月11日 16時15分
-
Automation Anywhere、複雑な企業ワークフローを合理化するAmazon Q搭載の生成AI搭載会話型オートメーションを発表
共同通信PRワイヤー / 2024年7月11日 14時19分
-
オラクル、HeatWave GenAIによる業界初のインデータベースLLMと自動化されたインデータベース・ベクトル・ストアを発表
PR TIMES / 2024年6月30日 22時40分
ランキング
-
1英語ができない人はチンパンジー扱い…「日本人の米グーグル副社長」が31歳から英語を猛勉強し始めたワケ
プレジデントオンライン / 2024年7月28日 9時15分
-
2地方銀行の売れ筋ランキングで「半導体株」と人気を二分するのは…キーワードは「利回り」!?
Finasee / 2024年7月29日 7時0分
-
3「みどりの窓口は減ったけど、便利になったね」は不可能か いや、やればできるはず
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月27日 7時30分
-
4モンスト「インド進出」に懸けるMIXIの腹づもり 屋台骨の"方針転換"の背景を木村社長に直撃
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 8時0分
-
5“海賊スパゲッティ”に“バラ丼” リピート客続出!地元客が愛するご当地フード
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月28日 18時2分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)