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持久力の高い高齢者は作業記憶も優れる:新たな脳内メカニズムを解明

Digital PR Platform / 2024年5月29日 14時5分


■用語解説
1.有酸素能力:全身持久力とも呼ばれ、長時間にわたり一定の強度の運動を続けることができる能力。
2.作業記憶能力:頭の中に情報を一時的に保存しながら情報を処理する能力で、会話や暗算などに必要。
3.近赤外光脳機能イメージング装置:近赤外光により血中の酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの濃度変化をモニターし、脳神経活動によって引き起こされる局所的な脳血流の変化を計測する機器。
4.Nバック課題:作業記憶能力を測定するために広く使用される認知心理学のテスト。当研究で用いた言語性2バック課題ではパソコン画面にランダムにひらがなを表示し、2つ前に表示された文字と同じかどうか回答するよう求めた。
5.換気性作業閾値:運動中に徐々に負荷を上げていく際、体に取り込まれる酸素と出ていく二酸化炭素の量は、負荷の増加に伴って直線的な関係で増加していく。しかし、ある強度から酸素摂取量に比べて二酸化炭素排出量が急増する点がある。この点が換気性作業閾値であり、有酸素能力を表す指標として利用できる。


■財源情報
 本研究はJSPS科研費(16H07483、17H06065、19K20138、22H00681、18H04081、21H04858)および健康・体力づくり事業財団の助成を受けて行われました。記して深謝します。


■利益相反
 著者には開示すべき利益相反はありません。



【お問い合わせ先】
・公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 広報
 TEL: 042-691-1163 FAX: 042-691-5559   
 E-mail: pr[アット]my-zaidan.or.jp

・中央大学 研究支援室
 TEL: 03-3817-7423 または 1675 FAX: 03-3817-1677   
 E-mail: kkouhou-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp

・筑波大学 広報局
 TEL:029-853-2040 FAX: 029-853-2014   
 E-mail: kohositu[アット]un.tsukuba.ac.jp



※[アット]を「@」に変換して送信してください。

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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